会話ロボット「Sota」が多国語で渋谷109と周辺を案内 NTT東日本がSHIBUYA109で実証実験
2018年12月19日
By 郭 心宇
東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)は、2018年12月20日(木)から2ヶ月程度、コミュニケーションロボット「Sota」を活用したインフォメーション業務の効率化を目的とする実証実験をSHIBUYA109にて開始することを発表した。
目的はインフォメーション業務の効率化、「Sota」とスタッフの協業、来客満足度の向上を実証するため。SHIBUYA109のインフォメーションカウンターに「Sota」を設置、SHIBUYA109の館内や周辺案内、主要駅の行き方等を案内する。
「Sota」によるインフォメーション提供の構成図
スタッフとの協業
NTT東日本は、コミュニケーションロボットの活用範囲の拡大、特に多言語による音声発話・認識機能の向上を図る。SHIBUYA109では、訪日外国人の増加に伴い、案内業務量の増加が課題となる。こうした背景を踏まえ、実験実施内容としては、まず、「Sota」が多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)に対応した館内案内と周辺案内。次は、「Sota」によるガイドやタブレットの操作により、店舗の情報を表示する案内。そして、渋谷周辺の商業施設や飲食店等の地図情報の案内とQRコードにより、来客の端末に地図情報を転送することで、目的地までの案内。また、来客の問いかけ、利用履歴の分析、定期的に遠隔から対話シナリオや表示コンテンツの改善を図ることと述べられている。
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郭 心宇中国出身、1993年生まれの25歳。2018年東京大学プロトタイピング・デザイン研究室から修士課程を終了した。中国・日本のロボットを調査しながら、知識と経験を積むことを目的として、ロボスタでアルバイト中。ロボット以外では、スポーツと旅行も好き。日本全国を回ることが三年以内の目標です。