ハウステンボスの変なホテル3期棟が目指すは「キャッシュレス化」 ロボット「PLEN Cube」が活躍

ハウステンボス株式会社は、2015年7月に誕生した「変なホテル ハウステンボス」を新たに増床。第3期棟「サウスアーム」として56室が加わり、全200室となって本日12月21日(金)からオープンした。



光熱費の自給自足向上を企図した最新のフィルム型太陽光電池の活用、和室をコンセプトに省電力や客室清掃の省力化を意識した空間計画、そしてより快適な開錠を実現するタブレット式の顔認証システムの導入といったところが目玉となるが、昨日行われたセレモニーでは「キャッシュレス化」というキーワードが示された。

変なホテルでは3つのフェーズに分けてキャッシュレス化を進めていく。現在はQRコード決済やクレジットカードだけでなく現金も使えるが、第二フェーズからは現金を使用しない仕組みにし、第三フェーズではそれぞれの決済システムとお客の顔写真を結びつけ、顔認証により館内のサービスを受けられるようにする。



このキャッシュレス化の中で活躍するロボットが、PLEN Robotics社が開発するキューブ型ロボット「PLEN Cube」だ。


PLEN Cube

PLEN Cubeは、昨年オープンした「変なバー」にて接客業務を行なう。タブレットと連携し、PLEN Cubeのカメラで来客者の顔を認識・認証し、来客者ごとの対応をしていく。



そしてこのPLEN Cubeは、今後のキャッシュレス化に伴い進化する。PLEN Cubeが決済システムと連動することで、接客だけでなく顔認証による決済まで担うというものだ。

PLEN Cubeは、今年10月にお台場のカフェで顔パス化の実証実験を行ない、現在はサブスクリプション店舗での導入を進めている。

変なホテルもキャッシュレス化の先に「顔パス化」を目指す。鍵になるのは「PLEN Cube」かもしれない。

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ロボスタ編集部

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