NTTドコモ「おしゃべり案内板」 京王線高尾山口駅でSayaが多言語で案内!AIエージェントの実証実験を開始
2018年12月22日
By ロボスタ編集部
タッチと音声に対応したインタラクティブな多言語AI案内サービス「おしゃべり案内板」が、年間300万人もの訪日外国人が観光に訪れるスポット、高尾山エリアの玄関口の京王線 高尾山口駅に設置された。株式会社NTTドコモが京王電鉄株式会社の協力のもと、多言語での案内により、訪日外国人対応や案内スタッフの稼働削減への効果を検証する実証実験を開始したもの。
また、今回は、TELYUKA(テルユカ)のSayaプロジェクトとのコラボレーションにより、女子高生3DCGとして話題になったSaya(サヤ)がユーザーとの対話を行う。
おしゃべり案内板とは
「おしゃべり案内板」は、3DCGや実写キャラとの対話を通して、案内・受付を行うというもの。ドコモのAIエージェント基盤「corevo」(コレボ)を利用し、設置場所に応じてキャラ、対話シナリオのカスタマイズが可能。案内スタッフの稼働削減、多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)での 案内によるインバウンド対応を支援することができる。
実証実験の概要
一般的な会話の対応ができる「おしゃべり案内板」の対話シナリオをカスタマイズし、 高尾山口駅で訪日外国人の方から多く受ける質問や、高尾山への登山に関する情報のご案内を可能とした。
同社では、同実証を通して、ユーザーからのフィードバックを受け、「おしゃべり案内版」の2019年度中の商用化をめざしていくとのことだ。
実証内容 | 将来的な鉄道でのAI活用に向けて、駅での案内にAI案内板が利用可能かの評価と、AI案内板による、訪日外国人対応効果、スタッフの稼働削減効果の検証を行う。 |
---|---|
実証期間 | 2018年12月21日(金)~2019年3月22日(金) |
実証場所 | 京王線高尾山口駅 改札横 |
設置イメージ