池袋駅のロボホンに会いに行ってきた! JR東日本の「案内AIみんなで育てようプロジェクト」
12月7日より、JR東日本の「案内AIみんなで育てようプロジェクト」で、池袋駅にロボホンを4体設置されています。
ということで、ロボホンに会いに池袋駅までやってきました〜。
山手線の駅を中心に、案内ロボットやデジタルサイネージ、案内チャットボットを設置し、利用者からの質問に対し、AIが答えていきます。また質問内容をAIが学習していくことで、回答精度を上げていくシステム構築を目指したプロジェクトです。現在は実装実験中により、昼11時〜夕方16時までの間で活動しています。
ロボホンに会える場所
上記の池袋駅内地図①〜④の場所に、ロボホンが4体設置されています。
今回は、2番の「中央通路 出札横」のロボホンと話してみました。
この4体はそれぞれネクタイが違っているそうですよ〜! 取材時はクリスマスシーズンだったため、サンタ帽でおめかししていました。
早速ロボホンに案内してもらおう!
ロボホンの隣にタブレットが置いてあり、日本語と英語に対応しています。「話して質問」と「タブレットで調べる」の項目があります。
話して質問
まずは、「話して質問」をしてみました!
ポイントは、ロボホンに話しかけるのではなく、タブレットに話しかけること。マイクのマークが赤く光ったら話します。
タブレットで調べる
次に、「タブレットで調べる」をやってみました。
乗り換えや駅構内に関するよくある質問が並んでいます。
さらに詳しいがあります。この中から質問を選択し、なかった場合は、どんな質問だったかを教えます。
こうして質問を録音することによって、データとなり、利用者が何を知りたいのかが分かるような仕組みになっているのですね!(※どんな質問内容だったかをデータ化するだけですので、その場で回答はわかりません。)
案内役のお姉さんがいたので話を聞いてみました
里見
12月7日からロボホン導入されましたが、話しかける人はどれくらいいますか?
お姉さん
まだまだそんなには多くないですね。
里見
実際どのような方が利用されていますか?
お姉さん
テレビ等でロボホンを知ってくれた方が多いですね。この前はロボホンを持っていた方が一緒に記念撮影して行かれましたよ。
里見
近くで見ていて、どう感じますか?
お姉さん
やっぱりまだまだ情報量は少ないですね。あと、駅構内がうるさいために、きちんと話しかけても反応しないことがあります。でも、やはり皆様に使っていただけないと成長しないと思うので、色々な方々に使っていただきたいなと思います。
実際に話しかけてみて、賑やかな場所での音声認識や質問への回答が少ないことは改善の余地があるんじゃないかと思いました。あとはタブレットではなくてロボホンに話しかけるようになるともっと良いですよね…。
今後成長していくロボホンには、皆さんの協力が必要です。まだまだ始動したての「案内AIみんなで育てようプロジェクト」ですが、これから皆さんでもっと盛り上げていきましょ〜!