【CES 2019】Amazon Alexa搭載の中国製電気自動車「BYTON M-Byte SUV」、車載ディスプレイがすごすぎる。

中国の電気自動車メーカー、BYTONがCES 2019にて新型SUV「M-Byte」を発表した。



電気自動車ながら航続距離は約400kmを確保。価格は約4万ドルとのことで性能面、価格面とも米国テスラの良いライバルになりそうなモデルとなっている。



ロボスタで注目したいポイントは、このM-ByteにはAmazon Alexaを搭載している点にある。独自OSのByton Byte OSにAmazon Alexaを統合する形だという。車載Alexaとして通話・メッセージング、Amazon Musicの再生、スケジュール通知、その他Alexaで使える機能は呼び出せるようになっている。個人を識別して声の主に合わせたプレイリストを再生することもできるという。



インテリアに目を向けるとShared Experience Display(SED)と呼ぶ量産車用の世界最大となる49インチのディスプレイが目を引く。この横長ディスプレイ以外にも、ドライバーが操作するための2つのタッチディスプレイをステアリングホイール中央とセンターコンソール部に搭載。さらに後部座席用にもタッチディスプレイを搭載している。画面がこれほどまで多様された車は珍しいだろう。

M-Byteの生産は2019年後半に開始され、2020年に米国、ヨーロッパで発売予定となっている。





Source:BYTON

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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