Googleアシスタント搭載デバイスが10億台を突破へ

2019年1月7日、Googleは公式ブログで今月中にGoogleアシスタントデバイスが全世界で10億台を突破すると発表した。

この台数にはGoogle Homeなどのスマートスピーカーはもちろん、AndroidOS搭載のスマートフォンも含まれており、種類別の台数内訳は公開されていない。

公式ブログでは以下のトピックスについても紹介されている。

主なトピックス

・多言語対応。
・Googleとの互換性があるスマートホームデバイスは1万台を突破。Googleアシスタントに接続されているデバイスの数は昨年比600%増。
・AIがお店の予約をしてくれるGoogle Duplex機能が利用開始。
・Googleアシスタントの会話がより自然となり、一度に多くのことを尋ねることが可能に。
・今回のホリデーシーズンで2400万回以上のブロードキャストメッセージが送信される。
・Googleのスマートディスプレイ対応の料理レシピは1600万を超え、今回のホリデーシーズンでは100万回を超えるレシピ検索があった。
・Googleアシスタント対応合成音声に新しく8種類の音声が登場。

ライバルのAmazonは台数に関する詳細な公式なアナウンスは今に至るまでされていないが、一部メディアでAlexa搭載デバイスは1億台という報道がされている。

また、中国ではBaiduの音声アシスタント「DuerOS」搭載デバイスは昨年の夏に1億台を突破したと発表されており、AIアシスタント対応デバイスの普及は今後も世界的に加速していくことだろう。


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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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