ロボカップアジアパシフィック大会が2020年に愛知県で開催決定 WRS・Japan Robot Weekが同時開催

2020年10月上旬、経済産業省等の主催によるロボットの国際大会「ワールドロボットサミット(WRS)」が愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催される。愛知県はその併催行事として「ロボカップアジアパシフィック大会」の招致活動に取り組んできており、1月4日、愛知県での開催が決定したことを発表した。

今回の決定を受け、愛知県では、経済産業省及びロボカップ日本委員会等と連携しながら、「ロボカップアジアパシフィック大会」及び「ワールドロボットサミット」の開催に向けて準備を進めていくとしている。WRSの他、「Japan Robot Week 2020」も併催予定だ。

会場となる愛知県国際展示場は、2019年秋に完成予定。中部国際空港に直結した、6万平米の広大な展示スペースをもつ展示会場である。


ロボカップ2017名古屋世界大会の様子

競技内容は、ロボカップサッカーやレスキュー、@ホーム、インダストリアル、ジュニアなどが予定されている。WRS内で行なわれる競技大会「ワールドロボットチャレンジ(WRC)」の競技との兼ね合いが気になるところだが、愛知県によれば、競技種目はこれから調整し重複を避けるという。

空港直結の好立地で、ワールドロボットサミット・ロボカップアジアパシフィック大会・Japan Robot Week 2020という3つの巨大なイベントが同時開催されることで、日本のみならず世界中から多くのロボット関係者が集まることだろう。

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ロボスタ編集部

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