VuzixがCES 2019でAmazon Alexa / Google Assistant対応のスマートグラス「Vuzix Blade」を2019年2月に発売することをアナウンスした。
CES 2018でも発表されてから1年たってやっと製品化されたことになる。当初は音声アシスタントとしてAmazon Alexa対応ということだったが、Google Assistantにも対応しているようだ。
Vuzix Bladeはレンズ部を通じた視界に情報を表示するスマートグラス。スマートフォンをポケットに入れたまま様々な情報を目の前に映し出すことができる。
スマートグラスとしてはシンプルな見た目だが、静止画・動画が撮影可能なカメラ、ヘッドホン、マイクなどを搭載している。
フレーム横のタッチパッドによる操作と、音声アシスタントによる制御が可能。
Alexaと呼びかけるとグラス上にAmazon Alexaが起動している様子が映し出される。
動画では様々なアプリケーションに対応しているようにも見えるが、実際にどのようなアプリが利用できるかは不明だ。
気になる価格は999ドルで、日本円でおよそ108,800円となる。現在予約を受付中で、4〜6週間で出荷するとされている。なおバッテリーの持続時間は発表されていない。
Source:Vuzix
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。