「第3回 ロボデックス」は明日1月16日開幕! ロボット企業220社が集結

「第3回 ロボデックス – ロボット開発・活用展 -」が、1月16日(水)から19日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される。220社の出展企業が、最新ロボットをはじめ、ロボット開発・製造に必要な技術や製品を紹介する。多くの企業が会場で実機展示を行なうため、イベントに出向いて直接体験することも可能だ。今回の記事では、その中から一部の展示をご紹介する。



出展製品紹介



豊田合成:「e-Rubber(イーラバー)」


豊田合成が開発した次世代ゴム素材「e-Rubber」は、センサーにもアクチュエータにもなる驚きの新素材だ。昨年の「第2回 ロボデックス」で実際にロボットハンドとして展示され、今年のロボデックスでは、触覚を再現する「ソフトマター・ハプティクス」に領域を拡げ、今まで感じたことのない新体験ができるデモを実施する。


デンソーウェーブ:「COBOTTA(コボッタ)」


人協働ロボット「COBOTTA」を展示するデンソーウェーブブースでは、工場や研究所のどういった作業でCOBOTTAを活用できるかをイメージできる展示や、人工知能と組み合わせた展示などが準備されている。以前開催された国際ロボット展では、ボールペン工場などが展示されたが、今回の展示はどのようなものになるだろうか。


スマートロボティクス:Buildit Actuator

スマートロボティクスブースで展示が行なわれるのは、減速機一体型汎用アクチュエータモジュール「Buildit Actuator」。小型、高出力でロボットの開発に直ぐに使える統合パッケージだ。サーボモータ、減速機、サーボドライバ、アブソリュートエンコーダ、ブレーキを内蔵したオールインワンタイプのアクチュエータモジュール。部品を別々に購入し、設計・組付けを行った場合と比較すると、これらの工程が不要で、モータ、ドライバ間の配線も内蔵した一体構造のため、低コストでロボット・装置の構築が可能となるもの。


スピーシーズ:「Cocona(ココナ)」


Coconaは、スピーシーズが開発した等身大のモーションフィギュアープラットフォーム。身長155cm、37の自由度をもち、踊ることも可能。ぜひ現地で見たいプロダクトだ。


WHILL:WHILL Model CR


WHILL Model CRは、WHILLがすでに販売しているパーソナルモビリティ「WHILL Model C」の仕様を基本とし、外部からの制御が可能な研究開発用途のパーソナルモビリティ。自動停止・障害物回避機能の開発や、介護従事者等の負担を低減する追従走行機能の開発に利用することができる。


スズデン:マッスルスーツ


マッスルスーツは、人工筋肉のはたらきで重労働での身体負担を大幅に軽減するウェアラブルロボット。電力を使わず、最大25.5kgfの補助力で装着者の動作をアシストしてくれる。


ジョイテクト:パワーアシストスーツ


パワーアシストスーツは、2018年8月に日本国内で販売を開始したアシストスーツ。作業中の腰への負担軽減、左右独立作動で幅広い作業姿勢に対応する。


くうかん:全自動床洗浄マシーン ADLATUS


ADLATUSはADLATUS Robotics社が開発した清掃ロボット。対人、対物センサーを搭載し、無人運転で床を洗浄する。設定したエリアを洗浄すると、設置しておいたステーションに帰還し、洗浄汚水の排出、タンクの洗浄を行い、次期運転に備えて、給水、充電を行う。


ニットー:「archelis(アルケリス)」


archelisは、身につけて、いつでも中腰で座れるウェアラブルデバイス。電気を必要とせず、足、スネ、モモの3点ベルトを止めるだけでいつでも使用することができる。


ダイドー:TASK AR1.0


TASK AR1.0は、電力を使わず上向き作業の負担を軽減するアシストスーツ。本体重量が約4kgと軽量で、体格関係なく装着することが可能。


第3回ロボデックスは、1月16日(水)~18日(金)の3日間。入場するには、ホームページから無料の入場券を取得する必要がある。入場券を取得していない場合は、入場料5,000円がかかるため注意が必要だ。会場は、東京ビッグサイト。学生、および18歳未満は入場不可とされている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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