SpotMiniのような四足歩行ロボット「Laikago」、ロボデックスで展示中
2019年1月16日
By ロボスタ編集部
本日より東京ビッグサイトで開幕した「第3回ロボデックス」。220社が出展しており、また「ウェアラブルEXPO」や「オートモーティブ ワールド」が同時開催されているということもあり、会場は熱気を帯びている。
そんな中、比較的こじんまりとしたブースでありながら、道ゆく人が立ち止まるブースが「日本バイナリー」のブースだ。日本バイナリーは、世界の最先端の電子機器を日本向けに販売する商社。
視線を集めるのは、中国のUnitree Roboticsが開発した「Laikago」である。ボストン・ダイナミクスの「SpotMini」や、ANYboticsの「ANYmal」のような四足歩行ロボットだ。
サイズは高さ60cm(立ち姿勢)、全長55cm。重さは約22kgで、最大荷重は5kg。最大0.8m/秒で歩行することができ、連続可動時間は3時間程度。現在日本バイナリーが国内販売に向けて研究開発を進めている。
価格はまだ未定ではあるものの、日本バイナリーの担当者によれば「1,000万円には達しない程度」になるという。SpotMiniが建設現場で実証実験を行なっているように、日本国内でも普及に向けて検証などを行なっていきたい考えだ。
日本バイナリーブースではそのほか、ロボットアームに5指のロボットハンドがついた「擬人化ロボットハンド」などが展示されている。
「第3回ロボデックス」は1月16日(水)から18日(金)まで東京ビッグサイトで開催中。
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