出演者がロボットだけの番組「ロボロボ」が放送中 視聴者の悩みにロボットが回答

毎日放送(MBS)は2019年1月から、出演者がロボット3台だけのTV番組「ロボロボ」の放送を開始した。同局によると、ロボットのみが出演する番組ははじめてとのこと。

番組の内容は、視聴者からの悩みに対しロボット3体が対話を通じてアドバイスを伝えるというもの。かけあいは放送作家らが考えている。出演しているロボットはヴイストン社のコミュニケーションロボットCommU(コミュー)だ。



大阪大学の石黒浩教授との産学連携によって生まれた取り組みで、番組を通じて人間がおもしろいと感じるロボットの対話パターンを見つけることを目指す。

真ん中のロボットには「せんた」、右側は「らいた」、左側は「れふた」と名前がつけられおり、彼らへの相談内容は公式のTwitterInstagramフォームから募集中だ。

現在、関西圏で月〜木曜日の深夜0時53分から約1分30秒間放送されており、最新話はMBSの動画サイト「MBS動画イズム」から全国で視聴可能。また、過去の放送はYouTubeのロボロボ公式チャンネルからも見ることができる。

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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