なくしても見つかるIoT財布「TIME」、Makuakeで先行販売 価格は1万円から

スマートトラッカー「Tile Slim」の専用ポケットがついた財布「TIME」の資金調達が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で開始された。

Tile Slimは、厚さわずか2.4mmのスマートトラッカー。TIMEの専用ポケットにTile Slimを入れておくことで、TIMEは「IoT財布」となる。

財布が見つからない場合にTileアプリから音を鳴らして財布を見つけられるほか、逆に財布をクリックしてスマホを見つけることもできる。また、両手が塞がっている場合でも、連携設定済みのスマートスピーカーに問いかけるだけでTileを鳴らすことが可能だ。




スマートトラッカーの特徴である紛失防止機能により、最後に財布内のTile Slimと通信が行われた場所をスマホから確認できるだけでなく、みんなで落とし物を探すことができるシステム「Tileコミュニティ」により万が一失くしてしまった場合にも、見つかる可能性を高めることができる。

TIMEは、約9.5cm(横幅) × 約8.9cm(縦幅)と小さく、四角いクラシカルなデザイン。Tile Slimの専用ポケットがついていながら、カード5枚、お札12枚、小銭16枚を収納することができる。スリットからお札を手軽に出し入れできるほか、小銭を重力で自動的に仕分ける構造になっている。


「薄くて小さい」オールインワン

お札を素早く出すことができる

小銭を重力が自動仕分け

TIMEは、「ブラック × イエロー」「ネイビー」「グレー × グリーン」の3色展開で、価格は1万円〜(税込)。なお、Tile Slim付属モデルは1万3,000円〜(税込)となる。

TIMEは、東京都内の老舗革小物メーカーの協力を受け、熟練の職人により全て手作業で作られているという。

最新技術と職人の技術が融合した注目のプロダクトだ。詳細はMakuakeのクラウドファンディングページで。

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郭 心宇

中国出身、1993年生まれの25歳。2018年東京大学プロトタイピング・デザイン研究室から修士課程を終了した。中国・日本のロボットを調査しながら、知識と経験を積むことを目的として、ロボスタでアルバイト中。ロボット以外では、スポーツと旅行も好き。日本全国を回ることが三年以内の目標です。

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