米Anki社COZMOの進化版「Vector」がAmazon Alexaにも対応! 手のひらサイズで動き回るAlexaデバイス、欲しすぎる

アメリカのロボット開発会社・Anki社によるロボット「Vector」が、Amazon Alexaに対応した。

VectorはCozmoの進化版で音声によるやりとりが可能になったモデルで「Hey, Vector」と話しかけることで、様々な質問に答えてもらえるようになっていた。


Photo: Anki

これに加えて今回米国とカナダでAmazon Alexaが統合された。「Alexa」と呼びかけるとVectorの顔は青いAlexaらしいリング表示になる。

Alexa起動後はスマートホームデバイスの制御や、買い物リストの管理、リマインダー設定、他にもさまざまなAlexaの機能が呼び出せる。ただし、Spotify、SiriusXM、Pandoraなどの音楽ストリーミングサービス、通話サービス、Kindle/Andibleの読み上げなどがサポートされないといった例外もある。

なお「Hey, Vector」と呼びかけることで今までどおり、Alexaではできないロボットらしいコマンドが使える。例えば写真を撮って、こちらに来て、遊んで、といった機能だ。またさまざまな質問の対応についてはSoundHoud社のHoundifyが採用されている。

価格は249ドル(約27500円)で、今後イギリスとオーストラリアで発売する予定だという。日本での発売も期待したい。


Source:Anki

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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