NTTドコモ、小学校でロボット授業を実施へ ダンボールロボット「embot」を活用
2019年2月21日
By 山田 航也
NTTドコモは、文部科学省、総務省、経済産業省が実施する「未来の学び プログラミング教育推進月間」に協力し、3省が設立した未来の学びコンソーシアムと連携してロボットと人間が共に過ごす未来社会について考える授業の実施案を提供すると発表した。
NTTドコモが実施する授業は、プログラミング教育ロボット「embot」の組み立てと、プログラミングによる操作を通じてロボットプログラミングの基礎を学び、自ら発掘した社会課題をドコモの第5世代移動通信方式(5G)を活用したソリューションを参考にプログラミングを用いて解決するという内容が予定されている。
「embot」は、スマートフォン・ダブレットのアプリと合わせて学習する子ども向けのプログラミング教育用ロボット。ダンボールを用いたロボットを自由に組み立てることで電子工作やものづくりの基礎を学ぶことができ、組み立てたロボットは、ビジュアル・プログラミングの専用アプリを用いて簡単に操作することができる。
embotのイメージ。ダンボールと簡単な電⼦部品からできていて、ダンボール製なので⾃由に切ったり貼ったり、⾊を塗ったりして、⾃分だけのオリジナルロボットを安全に作ることが可能
アプリでは、組み立てる手順を確認できるチュートリアルムービーと、プログラムを深く知る「ドリル」が用意されている。ドリルは、フローチャート形式でプログラムを組むことができるため、if文やfor文などの、より高度なプログラミング要素も直感的に身に付けることができる。
未来の学びコンソーシアムは全国の小学校に民間企業による会社訪問や外部講師派遣によるスペシャル授業の公募を開始しており、NTTドコモも希望した小学校での授業実施を検討しているという。
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株式会社NTTドコモ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。