ダイソン、新ロボット掃除機「Dyson 360 Heurist」を発売

ダイソンは、パワフルな吸引力を備え、部屋を学習し掃除を最適化する「Dyson 360 Heurist(ダイソン スリーシックスティー ヒューリスト)」を発表した。

ダイソン直営店・ダイソン公式オンラインストアでは本日より、各家電量販店では3月19日(火)より順次発売される。価格は税込118,800円。



ダイソンの最新技術を搭載

ロボット掃除機「Dyson 360 Heurist」には、ダイソンの強力なクリーナーテクノロジーとインテリジェントなナビゲーションシステムが用いられている。


クリーナーテクノロジー

ダイソンの特許技術である「Radial Root Cyclone(ラジアルルートサイクロン)」は、コードレスクリーナーやキャニスター型掃除機に採用されてきたテクノロジーに基づき、サイクロン内部に最大70,000Gの遠心力を生み出す。



これによりゴミや微細なホコリを空気から分離し、クリアビンに捕らえ部屋の空気よりもきれいな空気を排出。さらにリチウムイオンバッテリーで稼働するダイソン デジタルモーター V2を搭載、小型・軽量でありながら毎分78,000回転の速度を誇り、他のロボット掃除機よりも4倍の吸引力を実現している。


インテリジェントなナビゲーションシステム

「Dyson 360 Heurist」には、SLAM(Simultaneous Localisation and Mapping)ビジョンシステムが用いられている。SLAMシステムとは、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うことを指し、同掃除機は走行中に1秒約50回、走行した距離の測定を行い、現在位置とまだ掃除をしていない場所を常に把握する。また、4つのセンサーを使って進路上の段差や潜在的な障害物を継続的に監視し、室内のマップを構築する。


ロボット掃除機は、長距離マッピングセンサー、段差センサー、壁面近接センサー、障害物センサーを装備

1.4GHzのクアッドコアプロセッサが搭載され、8倍の短期メモリと32倍の長期メモリによって、従来よりも20倍多くのデータを扱うことが可能になる。さらに、掃除開始時に現在位置を認識して、メモリ内の該当するマップを選択することにより、最適な掃除方法を判断してくれる。

Dyson Linkアプリに接続することで、外出先からでも掃除のスケジュール設定・掃除モードの変更や掃除完了画面の確認などが可能となる。



稼働時間は最大75分(静音モードを使用時)で、充電時間は約2時間45分。本日行われた記者向けの発表会の模様は別記事にてお届けする。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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