成田空港で顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」がスタート、2020年から
2019年2月28日
By 山田 航也
成田空港は、最先端の顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」を2020年春から開始することを発表した。
「OneID」は、空港での最初の手続き時に顔写真を登録すると、その後の荷物預け入れ等に必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく「顔パス」で通過できるようになるというもの。
OneIDの仕組み
顔パスは、保安検査場、搭乗ゲート、荷物預け入れ時に活用される。これにより、利用者は搭乗までの煩わしい手続きが軽減し、スムーズに搭乗することができるようになる。また、最先端の顔認証システムを活用することにより、各手続きにおける本人確認精度が向上し、テロ等への未然防止にも繋がるとしている。
この技術には、NECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術であり認証精度99.2%を有する顔認証AIエンジン「NeoFace」を搭載したシステムが活用されている。運用方法などの詳細は、今後参加航空会社と協議の上決定される。
関連サイト
成田空港 公式サイト
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。