たった1000円でロボホンが名所を案内 「ロボ旅・堺」が3月15日から開始

JTBとシャープは、株式会社ゲンの企画・プロデュースのもと、シャープ製のコミュニケーション型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した観光案内事業「ロボ旅・堺」で協業することを発表した。

同事業は、JTBと堺市、および公益社団法人堺観光コンベンション協会が、観光客の周遊促進や滞在時間拡大、多言語サービスの提供などの課題解決に資する観光サービス創出を目的に実施するもので、3月15日(金)より堺市内にて開始する。

「ロボ旅・堺」は、観光客に「ロボホン」を貸し出し、旅のガイドとして堺市内の観光を楽しめる体験型サービス。1体1000円で貸し出しを受けることができる。利用者は公共交通機関などを利用して市内を散策すると、「ロボホン」が位置情報(GPS)に反応し、仁徳天皇陵古墳や千利休屋敷跡などの名所で観光案内をしてくれるほか、刃物、線香、和菓子など伝統産業の工房や店舗情報、歴史や文化に関する豆知識なども教えてくれる。



また、南宗寺など一部の観光名所では、「ロボホン」がストーリーテラー(語り部)として歴史などをより詳しく案内してくれる。さらに、移動中も時折「ロボホン」が利用者の名前を呼んで話しかけてきたり、写真撮影をしてくれたりするので、利用者は「ロボホン」とのコミュニケーションを楽しみながら、堺の歴史や文化をより深く知ることができる。

ロボホンは、ホテル・アゴーラ リージェンシー堺へ電話することで貸し出しを受けることができ、貸し出し期間は2019年3月15日(金)~2019年5月31日(金)まで。ロボホンは、1体1000円(消費税込み)で9:00〜17:00まで貸りることができ、案内エリアは堺市堺区(旧環濠都市エリア)および大仙公園周辺となる。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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