ヤマハ発動機が農業ドローン向けプラットフォーム提供へ 国際航業ら3社と協業
ヤマハ発動機は、農業用ドローン「YMR-08」や産業用無人ヘリによる農薬散布・施肥作業のデータ管理、運行管理をスマートフォンやパソコン端末で簡単に行えるソフトウェア・サービス「Yamaha Motor Smart Agriculture Platform(YSAP)」の提供開始に向けて、観測・解析などのエキスパート企業3社と協業を開始したことを発表した。
協業をしたのは、衛星画像解析による営農の生産性向上サービス「天晴れ(あっぱれ)」を提供する国際航業、可変追肥システムの運用に不可欠なレーザー式育成センサー「Crop Spec」を提供するトプコン、一連の農作業の工程データを一元管理できる農業支援システム「agri-note(アグリノート)」を提供するウォーターセル。
YMR-08は、「散布現場で本当に必要なものは何なのか?」を基本設計思想とし、狙い通りの農薬散布できる散布装置を目指してヤマハが開発した農業用ドローン。二重反転ローターによる力強いダウンウォッシュ散布機能や、3つのフライトモード選択機能、ジャパン品質のカートリッジ式バッテリーとモーターを備え、1回のフライトでヤマハの農業用無人ヘリに匹敵する高い散布品質を実現している。
YSAPは、「新しい農業スタイルを空から創る。もう一歩先の散布サービス展開」をコンセプトとして企画・開発されたサービス。防除・追肥作業計画の管理、作業履歴や作業中の機体の飛行位置情報などを、スマートフォンやPCで実行・管理することが出来る。
同サービスは、YMR-08や産業用無人ヘリコプターなどと共に使用することで、高効率・高精度な防除・追肥作業や散布作業のデータを管理し、散布作業の価値や効率を高めることを狙いとしている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。