Amazon Roboticsを導入した国内2ヶ所めの物流拠点「アマゾン茨木FC」本日から本格稼働開始
Amazonは、本日、大阪府茨木市に国内2拠点目となる「Amazon Robotics」を導入した物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」の本格稼働を開始したことを発表した。
Amazonは、利用者からのニーズに応えることに加え、品揃えの強化を図るために、日本のFCネットワークの規模を拡大している。また、FCネットワークの拡大により、Amazonマーケットプレイスに出品する販売事業者のオペレーションを支援するとともに、利用者へ迅速な配送を提供することも目指している。
「Amazon Robotics」は、商品棚の下に「Drive」と呼ばれるロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する最新テクノロジー。ロボットが商品棚を従業員の前まで運ぶことにより従業員が移動することなく作業できるため、入荷した商品の棚入れ時間と、利用者の注文商品の棚出し時間の削減につながる。同テクノロジーを導入している倉庫は国内でアマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)を合わせて2拠点目となる。
「アマゾン茨木FC」には最新型の「Amazon Robotics」が導入された。最新型は、これまでの「Amazon Robotics」より薄型のロボットでありながら、より重量のある棚を持ち上げることができるため、さらに豊富な品揃えの確保が可能となる。
新型は、旧式と比べて本体重量が-9kgの軽量化がはかられ、積載可能重量は約340kg(旧式)から約567kg(新型)にグレードアップしている。なお、移動速度は秒速約1.7mで変更はない。
アマゾンジャパン合同会社 社長 ジェフ ハヤシダ氏は、次のようにコメントしている。
国内で2拠点目となる『Amazon Robotics』導入の物流拠点が本格稼働でき大変嬉しく思います。西日本を含む全国のお客様に、より快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えています。今後も、地域社会に根ざしたFCづくりを展開してまいります。
■アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)
「アマゾン茨木FC」では、働きやすい職場環境をつくるため、壁面にデザインを施した広く明るいカフェテリアを設け、安くておいしい、従業員の健康に配慮したメニューを提供するとしている。また、ソファーのある休憩スペースや作業エリアでも音楽を流すなど、リラックスできる環境作りにも取り組む。
名称: アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)
所在地: 大阪府茨木市松下町2-1
延床面積: 約19,300坪 (約64,000㎡)
本格稼動日: 2019年4月
Amazon.co.jp
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。