食品・食器 仕分けロボットなど、チトセロボティクスのロボットを体感・検証できるロボットセンターを開設
チトセロボティクスは、同社が特許を有する最新制御技術「ALGoZa(アルゴザ)」を搭載したロボットシステムを体感・検証できるロボットセンターを東京の下町、浅草通り沿いに開設した事を発表。また、オフィスも移転し、ロボットセンターと同じビルの6階となる。
チトセロボティクスは、食品・物流の現場における人材不足・労働生産性が低いという課題を、ロボット技術によって解決することを目指している。現在は「飲食業界の厨房作業」・「物流倉庫の仕分け作業」・「工場の複雑な組立作業」といった人手作業が多く残る現場に対して、ロボット技術による自動化ソリューションを提供している。
ロボスタでも「食品・食器 仕分けロボット」を展示した記事が過去に話題になった。
ロボットセンターでは、外食産業における店舗厨房・セントラルキッチン向けの「食品・食器 仕分けロボット」が実際にどのように動作するのか、デモンストレーションを間近で見ることができると言う。ほかにも、ロボットがどのように物品を認識・識別するのかを検証できる画像処理エリアや、物品をつかむためのロボットハンドキットなど、顧客の現場環境を再現してロボットシステムの作業を検証できるようだ。
同社の食品・食器仕分けロボットの特徴は、独自制御技術「ALGoZa(アルゴザ)」により、長期間の安定・高精度制御が行え、初めて見る食品でも、1.0ミリメートル単位でハンドリングが可能としている。飲食店舗・病院の厨房では食器洗浄作業の補助ロボットとして、拠点の生産性向上を実現し、セントラルキッチンでは惣菜仕分け、荷詰め作業の自動化をロボットで行い、人材不足を解消してくれる。
ロボットセンターの所在地は、東京都台東区東上野5-1-8新下谷ビル7階(移転した本社は6階)、見学する場合は予約する必要がある。予約は、同社のホームページのお問い合わせから行え、営業時間は平日の11時〜16時までとなる。
チトセロボティクス
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。