FacebookがAmazon Alexa・Googleアシスタント対抗の独自AI音声アシスタントを開発中?

Facebookが独自のAI音声アシスタントの開発に取り組んでいるという。2019年4月17日、CNBCが報じた。

報道によれば、Amazon Alexa、Apple Siri、Google Assistantに匹敵するようなAI音声アシスタントだという。

開発を担当しているのはFacebookでOculusなどを開発しているチーム。2018年初頭から開発に取り組んでいるという。気になる搭載デバイスは、Facebook PortalやOculusヘッドセット、将来のプロジェクトで使われる可能性があるようだ。


Facebookはこの領域ではすでにPortalPortal+と呼ぶ2種類のスマートディスプレイを発売済みである。そのアシスタントにはAmazon Alexaも搭載されていることから、Facebookが独自のアシスタントを開発する必然性は減っていると考えられていた。



過去を振り返るとFacebookはメッセンジャー上で稼働する独自のアシスタント「M」を2015年よりベータ版として提供していた。しかし2018年1月にサービス提供終了となってた。



2018年8月にFacebookが「Aloha」と呼ぶアプリ内のアシスタントを開発しているという噂もあったのだが、その後の噂は消えてしまっていた。

今回報道されたアシスタントがこのAlohaなのかどうかは不明だが、続報があればお伝えしていきたい。



Source:CNBC



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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