全自動衣類折り畳み機「laundroid」開発のセブンドリーマーズが倒産手続き
2019年4月23日
By ロボスタ編集部
世界初の全自動衣類折り畳み機「laundroid」(ランドロイド)の開発を行なってきたseven dreamers laboratories株式会社が、破産手続きに入ったことを本日発表した。負債は2018年3月期末時点で約12億100万円。
帝国データバンクの発表によれば、laundroidの研究開発の先行投資をしてきたものの、技術的な問題の解決のために発売を延期したことが引き金となったようだ。追加出資を得るも、金型製造の追加資金が不足。2018年度中の販売もさらに延期する事態となっていた。
左:全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」/中央:呼吸の確保を助ける鼻腔挿入デバイス「ナステント」/右:完全オーダーメイド「カーボンゴルフシャフト」
「昨年11月には、ゴルフシャフト事業を別会社に譲渡したほか、大幅減資による累損解消を行い動向が注目されるなか、今回の措置となった」と説明されている。
セブンドリーマーズは2011年2月創業、2014年7月に法人改組。最近では、2017年11月に60億円2018年9月に10億円の資金調達を行なっており、資本金は87億円(資本準備金含む)となっていた。
睡眠サポート器具「ナステント」、カーボン製ゴルフシャフト「セブンドリーマーズ」などの販売を行なう中で、世界初の全自動衣類折り畳み機「laundroid」の開発を進めていた。