二子玉の109シネマズにロボットカフェが期間限定オープン! GWは映画館で無人カフェを体験しよう
ロボティクスサービスプロバイダーのQBIT Roboticsと東急レクリエーションは、4月26日(金)から2週間、「&robot café 109シネマズ二子玉川」を期間限定オープンすることを発表した。
「&robot café」は、QBITとUCCグループが、カフェ業態における提携の一環として実現するロボットカフェ。ロボットの店長が、話して、踊って、接客をするというものだ。
『&robot café』は、QBITが開発のロボットカフェシステムを使用した店舗。おもてなしを第一に考えるロボットが、休まず、不平を言わず、一生懸命働く。ロボット、カフェマシン、カウンター筐体をパッケージにしたKIOSKタイプのもので、わずか1.8坪のスペースがあれば、手軽に素早く店舗を開店できる。店舗サイズは2.4m × 2.4m × 2.4m。
店長を務めるのは、普段は工場などで働くユニバーサルロボット社の協働ロボット「UR5」。カフェでは工具や部品の代わりに、エスプレッソマシンやディスペンサーを扱い、お客にコーヒーやジュースを提供する。
ただコーヒーを作って提供するのではなく、待ち時間にはコミカルなパフォーマンスで踊って盛り上げるため、子供達も楽しめるものとなっている。ゴールデンウィークに映画を見る方はぜひこちらの映画館に足を伸ばしてもらいたい。
QBIT Roboticsは、「ロボット店長は今後、目や耳や知能を備え、来店したお客さまが『楽しめるよう』『心地よく感じるよう』勉強します。ぜひ、ロボット店長の成長を応援して下さい」と述べており、今後の進化も楽しみだ。
今回の「&robot café」は4月26日(金)~5月8日(水)の期間限定オープンとなる。場所は、109シネマズ二子玉川 4F 専用ラウンジ「サファイア」入口前で、劇場オープンから22時までの間運用される。メニューは、コーヒー、カフェラテのほか、100%オレンジジュースなどが用意されている。価格は400円〜。
現在、飲食業界やエンターテインメント業界は、深刻な人材不足や労務管理問題を抱えており、QBITはその解決策としてロボットカフェシステムを開発。接客のための人員やロボット専門の技術者を必要としない店舗をパッケージ化して提供している。エンターテインメント施設での店舗機能の有効性や、来店者の反応、人手をかけない運営について、定性的な把握を行なっていく。
109シネマズ二子玉川