ピッコロボIoTのプログラミングがWebブラウザでできる、ヴイストンが専用サイトを公開

ヴイストンは、好評販売中の「ピッコロボIoT」のプログラミングをWebブラウザベースで行うことを可能にした、専用サイト「プログラムランド for ピッコロボIoT」を無償で公開したことを発表した。

ピッコロボIoTは、Wi-Fi 通信・サーボモータ制御・センサ読込機能をコンパクトにまとめたロボット専用制御ボード「V-duino」を搭載した、入門用二足歩行ロボット。開発環境であるArduinoIDEからプログラミングが可能で、Arduino学習の入門セットとして、また、ネットワークに繋がる手軽なロボットデバイスとして様々な用途で活用されている。

今回リリースした「プログラムランド for ピッコロボIoT」は、Webブラウザで動作するビジュアルプログラミングツールからピッコロボIoTを操作でき、ピッコロボIoTをさらに手軽に、幅広い場面で活用することを可能にする。なお、ピッコロボIoTをプログラムランドに対応させる初期設定には、専用のファームウェア書き込みツールが用意されているため、書き込みツールの動作には特別なソフト等は不要。そのため、機体を組み立て後、すぐに「プログラムランド for ピッコロボIoT」でのプログラミングを始めることができる(wifiは自身で用意)。


必須環境:HTML5に対応したブラウザ、

プログラムランド for ピッコロボIoTを使ったプログラミングでは、手元端末にArduinoIDEのインストールが不要なほか、モダンWeb ブラウザが動作する様々なデバイスからの操作が可能となる。また、多数のPCを用意することが難しい学習塾や、タブレットを本格導入済みの学校現場などにおいても、あらかじめ専用ファームウェアを書き込んだピッコロボIoTを準備することで、ビジュアルプログラミングとロボットとを組み合わせた、効果的なプログラミング学習環境を構築することができる。

■推奨環境
・以下のブラウザにおける、2019年4月現在の最新バージョン以上
Google Chrome, Microsoft Edge, Mozilla, FireFox, Apple Safari, Opera

また、プログラムランド for ピッコロボIoTの専用ファームウェアを書き込んだ後でも、ArduinoIDEから改めて別のプログラムを上書きすることも可能。そのため、「プログラミングの基本をプログラムランドで学習し、その後にArduinoIDEでさらに高度なプログラミングにチャレンジする」といった、様々なレベルの学びに対応できるソリューションとなっている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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