DJIが地上走行ロボットを発表!ゲル弾を撃ったり複数対戦モードなど最新技術の教育ロボット「ROBOMASTER S1」価格は約6万5千円

ドローンで世界的に知られているDJIは、同社初の地上走行ロボット「ROBOMASTER S1」を発表、技術教育の分野へ大きな一歩を踏み出した。

「ROBOMASTER S1」は、AI、エンジニアリング、ロボット工学に初めて触れる人でも簡単に操作できるようにというコンセプトのもと設計された教育用ロボット。パワフルなブラシレスモーター、全方向への可動性能を誇るシャーシ、高精度ジンバルなどの様々な最新技術を搭載し、ハードウェアの組み立てから地上走行ロボットの操作、PythonやScratch上でのプログラミング、複数対戦モードによる仲間との競争といった様々な体験が可能だ。

価格は、64,800円で本日からDJI公式ストア、DJI認定ストアなどで発売される。


プログラミングやロボットの操作は、専用のRoboMasterアプリから行うことができる。専用アプリでは、分かりやすい操作メニュー、豊富なチュートリアルなど初心者に分かりやすいようになっており、AIやエンジニアリング、ロボット工学の経験を積んだユーザーも楽しめる機能も備わっているという。

プログラミングは、PythonとScratchに対応

部品には、ヒット検出センサー、赤外線センサー、ビジュアルセンサー、マイク、スピーカー、ジャイロスコープなどとかなり充実している。さらにこれらの部品は、プログラミングによって制御することができるという。



DJIは、2013年からRoboMasterロボット大会の主催を通じて、ロボット工学教育の分野に投資をしてきた。RoboMaster S1は、このロボット大会から誕生した。今回の発表は、DJIにとってロボット工学の教育分野への第一歩となり、今後は、様々な教育コースや教材、イベントやハードウェアを通じて、この分野をサポートしていくという。最短では、2019年8月に、中国の深圳で開催されるRoboMaster 2019ファイナルで、第一回RoboMaster S1チャレンジというイベントを同時開催する予定だ。また、RoboMaster S1の専用コントローラー、予備のゲル弾、バッテリーとゲル弾マガジンといった追加アクセサリーが同梱される「Playmoreキット」も今後販売される。

DJI JAPANは、今回発表した製品「RoboMaster S1」を2019年6月19日(水)から6月21日(金)までの開催される「第10回 学校・教育 総合展(Education & School Trade Show)」で初展示を行う。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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