TradFitは、ホテル小田急が運営する「ハイアット リージェンシー 東京」にAIスピーカーとチャットボットを活用したITサービスを導入することを発表した。
インバウンド需要の増加に伴う多言語対応の必要性が高まる中、今回導入するAIスピーカーには、クラウドベースの音声サービスのほか、TradFitがホテル向けに開発・提供する多言語チャットボットサービスが搭載され、訪日外国人旅行客をはじめとしたお客へのサービス・利便性の向上を目指す。
今回の取り組みでは、利用者がロビーで自由に、AIスピーカーへ話しかけることで道案内や観光などの案内を行う。話しかけた内容がデータベースにない場合や、AIスピーカーが返答できない内容・言語であった場合は、画面にQRコードを表示。これを利用者自身がスマートフォンなどで読み込むことで多言語チャットボット(17ヶ国語に対応)が起動し、対応を継続する。
チャットボット イメージ
多言語チャットボットは、利用者自身のネイティブ言語で質問・要望を送信することで、その内容を自動翻訳し、リクエスト内容をホテルのスタッフが正しく理解して対応を図る。これにより利用者は、言葉の壁がなくなるとともに、ホテルのスタッフは、一人一人のお客に寄り添うさらなるおもてなしが可能になるという。
同社は今後、ヒト・コミュニケーションズと「旅ナカ」だけではなく、「旅前」「ホテル内」「旅ナカ」「旅アト」と一気通貫したサービスを国内だけに留まらず、海外も視野に入れ提供していく方針。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。