トヨタオートモールクリエイトとジェイテクトは、トヨタオートモールクリエイトが運営するショッピングセンター、カラフルタウン岐阜において、ジェイテクトが開発・製造した重量物作業向けのパワーアシストスーツ「JTEKT Power Assist Suit LUMBUS」の導入を目指した共同実証実験を開始したことを発表した。
カラフルタウン岐阜ではモビリティやロボティクス、AIやVRといった最新テクノロジーを活用した各種実証実験やイベントを継続的に展開する「カラタン未来Lab」を継続的に実施しており、今回の共同実証実験はその第6弾となる。
カラフルタウン岐阜では、重いものを扱う作業が多く発生する
カラフルタウン岐阜では、トヨタ・ダイハツ車の販売店やカー用品が出店しており、タイヤの陳列や交換など、一般的なショッピングセンターよりも重いものを扱う作業が多く発生する。このような負荷の大きい作業において、性別や体格差を問わず業務が行えるように作業負担を軽減することはショッピングセンターおよび出店テナントにとっては大きな課題だという。
ジェイテクトは昨年の夏より工場や物流現場の作業支援を主な目的としたパワーアシストスーツ「J-PAS」の販売を開始。今年の春には、多様なニーズに応える中出力タイプの「J-PAS LUNBUS」の販売を開始している。
今回の実証実験では、中出力タイプの「J-PAS LUNBUS」を使用して商品棚の積み下ろし、自動車部品などの交換作業などを自動車販売店、カー用品店、食品スーパー、書店、家具店等で行う。実験は7月8日から8月5日(月)まで行われる予定。
今後は実験終了後にアンケートを実施し、使い勝手や機能性などの評価や、ショッピングセンターでの導入するに当たっての追加要望などを取りまとめ今後の商品開発に反映をし、再度実証実験を行うなどの活動を推進するという。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。