PacPortは、IoTを駆使して自社で開発したスマートロックを活用し、国内主要宅配ボックスメーカーとの協業により、スマート宅配ボックス「PacPort」を製品化した。また、発表と同時にクラウドファンディングサービスMakuake(マクアケ)にて先行予約販売を開始。先行予約価格は通常価格から20%オフの39,800円(税・送料込)。
同社は、現存の宅配サービスがもつ誤配送、なりすまし受取といった課題を解決すると同時に、「再配達いらず」を実現することで、日本の物流業界が抱える人手不足・再配達問題の緩和に貢献することを目指す。
誤配達・なりすまし受け取りを防ぐ
PacPortは、不在時にも荷物を受け取りたいというニーズに答え、ユーザーと宅配業者の再配達の負担を軽減してくれる宅配ボックス。使用時には、スマートフォンアプリとWifi環境が必要になる。ボックスの解錠には、配送業者の追跡番号を利用することで誤配送を防ぐ。また、内蔵カメラで投函時に荷物を撮影、受取には専用アプリに表示される期限付きQRコードで受取人を特定することで、なりすまし受取も防ぐ。
宅配ボックスに収納可能な荷物サイズは横幅390mm×奥行480mm×高さ580mmで、同一受取人宛ての荷物なら最大3つまで受け取ることができる。本体は、防雨、防塵にも対応し、屋外に設置することが可能。
宅配ボックスは専用のスマートフォンアプリと使用する。アプリでは、複数通販サイトの注文・出荷メールをAIが解析。自動的に荷物の追跡番号を抽出し、情報を一括管理。これにより、何がどこからいつ届くのかを一目で把握することができる。対応OSは、iOSが9.0。Androidが4.0.3。アプリは無料。
スマート宅配ボックス「PacPort」の先行予約価格は通常価格から20%オフの39,800円(税・送料込み)。このプロジェクトはAll in型のため、目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日までに支払いを完了した時点で、支援が成立する。
Makuake 製品ページ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。