RoboMasterに参加するチームを対象とした交流会「RoboMaster 2019 Japan Winter Camp」11月に京都で開催 参加チームを受付中

ニワカソフトが運営するRoboMaster日本委員会は、日本国内のRoboMasterチームを対象とした「RoboMaster 2019 Japan Winter Camp」を開催することを発表した。イベントはチームの技術向上や人材交流を目的としている。参加チームのエントリー期間は9月30日まで。「RoboMaster 2019 Japan Winter Camp」は11月30日(土)~12月1日(日)に京都で開催する。


RoboMasterは195万人以上が観戦する潮流に

DJIが運営する次世代ロボットコンテスト「RoboMaster(ロボマスター)」本大会は、世界中に熱狂的なファンを持つエンターテイメントロボットバトルの世界大会。2019年の大会は中国・深セン市で8月2日~8月11日の日程で開催され、世界各国から173チーム約1万人が参加し、ネット配信では15か国195万人以上が観戦。派手な演出とeスポーツにも似た高いゲーム性で人気を集める注目の大会だ。


RoboMasterに参加するチームの交流会「Winter Camp」

「RoboMaster 2019 Japan Winter Camp」は、「RoboMaster」に参加するチームの技術向上や人材交流を目的としたイベント。今年の8月に開催したRoboMaster 2019 Japan Summer Campでは、日本全国から合計8チームの計64人が参加した。


RoboMaster 2019 Japan Summer Camの様子

ウィンターキャンプのプログラムとしては、RoboMasterの疑似フィールドでの試合やエンジニア交流会、2020年に開催する日本地区戦の説明などが行なわれる予定。ウィンターキャンプに参加するためにはRoboMaster JapanのWebサイト上で下記手順を踏んでチームのエントリーを行うことが必要になる。




サマーキャンプの2日目には自作ロボットで試合

RoboMaster 2019 Japan Summer Campは、福岡県北九州市の西日本工業大学・地域連携センターで8/28(水)~8/30(金)に開催され、日本全国から合計8チームが参加。チームは指導者以外が学生で構成され、総参加人数は64人となった。



サマーキャンプでは、独自フィールドでの試合や若手エンジニア同士の交流会、DJIの技術スタッフによる講義などが行われた。また2日目には、各チームが事前に製作した歩兵ロボットで試合を行ったという。サマーキャンプのレポートはRoboMaster Japanの公式サイトから見ることができる。


ウィンターキャンプではヒーローロボットが追加

サマーキャンプでは歩兵ロボット2台vs2台での試合が行われたが、ウィンターキャンプでは試合にヒーローロボットが1台追加される。ヒーローロボットはRoboMasterにおける攻撃の要。大ダメージを与えることのできる42mm弾を射出可能な唯一のロボットで、試合の勝敗を大きく左右する。



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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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