株式会社アイリッジは、Alexaスキルが比較的簡単に開発・運用できるクラウドサービス「NOID(ノイド)」を提供している。そのNOIDを活用した不動産事業者向けの「NOID IoT住宅パッケージ」を2019年9月より提供開始したことを発表した。
物件の設備仕様等を音声会話から聞ける「IoT住宅パッケージ」
「NOID IoT住宅パッケージ」は不動産事業者向けに、IoT住宅の企画設計から各物件専用のオリジナルAlexaスキル制作、機器設置までをパッケージ化して提供するサービス。音楽再生やニュース、天気の確認などができるスマートスピーカーを含む、呼びかける音声操作に対応したスマートリモコン連動家電を取り入れたスタンダードなスマートホームが提供できる。また、オリジナルAlexaスキルを開発することで、物件設備仕様・構造・セキュリティの説明などの説明を音声会話で提供できる次世代住宅を実現する。
「NOID IoT住宅パッケージ」の第1号物件として、仙台市泉区市名坂字町70の「レジデンシャル泉中央 マンションギャラリー」にオープンするモデルルームに導入が決まっている。報道関係は9月30日(月)~10月18日(金)まで、一般の人は10月19日(土)のグランドオープン以降、現地で導入イメージを体感することができる。
プログラミング不要のクラウドサービス「NOID」
Alexaスキル開発運用クラウド「NOID(ノイド)」は、プログラミング不要で簡単にAlexaスキルが作れるクラウドサービス。WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って「ユーザーのどんな呼びかけに対して(input)」「音声アシスタントに何をさせるか(output)」をマウス操作あるいはテキスト入力していくだけで、スキルの制作からストア公開まで直感的にワンストップで行うことが可能。
同社は今後、Amazon公認 Alexaスキル開発エージェンシーとしての知見を活かし、各家庭への音声AIの普及も視野に入れ、住まいの利便性を上げる取り組みにも注力していく。
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株式会社アイリッジ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。