Echo Plusの見た目とサウンドにアップグレードされた第3世代「Amazon Echo」実機レビュー!

2019年10月16日より国内出荷開始となった第3世代Amazon Echo。ロボスタ編集部に届きましたのでレビューします。


開封の儀

まずはパッケージを開封していきます。



左から第2世代Echo Plus、第3世代Echo、第2世代Echoです。真ん中が今回の主役です。




早速開封してみました。本体、電源アダプター、説明書といつもどおりの内容物です。


本体チェック

続いて本体をチェックしていきます。


今回はトワイライトブルーのカラーを選びました。他にサンドストーン、チャコール、ヘザーグレーが選択できます。

トライライトブルーはEcho Plusなど他のEchoでは選択できない色なのです。なぜだかはわかりません。


他スマートスピーカーとの比較

第2世代Echo Plus、第3世代Echo、第2世代Echoと並べてみました。


右の第2世代Echoが進化して、左の第2世代Echo Plusと同じ形になったということになります。筐体サイズだけでなく、スピーカーのスペックなども同一です。




背面を見てもEcho Plusと同じです。




上から見てももちろん同じです。なお上部のプラスチックパーツは黒と白がありますが、本体カラーの選択によって変わるものなので、第3世代Echo特有の話ではありません。


セットアップ

続いてセットアップです。



Echoをコンセントに繋いで、スマートフォンのAlexaアプリを起動して指示に従うだけです。



数分もせずに、Alexaが使えるようになります。


使ってみての感想

しばらく使ってみましたが、Echo Plusの感想と殆ど変わりがありません。Echo Plusをベースに一部機能を削っただけなので、基本的に同じです。



単体でもそれなりの音質で楽しめますし、2台買ってステレオスピーカーとしても使うこともできるなど、エントリーモデルのEcho Dotとは一味違う使い方もできます。総合的にバランスのよいスタンダードなスマートスピーカーだと思います。

第3世代Echoの価格はEcho Plusの17,980円に対して、11,980円と抑えられています。Echo Plusと比較して6,000円安い分、Zigbee規格対応スマートホームハブ、スマート家電の簡単セットアップ機能、温度センサーが省略されています。個人的には普通のスマートスピーカーとして使う分にはEcho Plusではなく、第3世代Echoで十分と思います。浮いたお金でEcho Dot with Clockを追加で買うほうが幸せになりそうです。

なお、より高音質のAmazon Echoがほしいという場合は、12月5日に発売予定のHi-Fi/3Dオーディオ対応の「Echo Studio」を待ちましょう。こちらのレビューもお楽しみに!



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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