第46回東京モーターショーが開幕する。10月24日から11月4日まで東京ビッグサイト地域で開催される。
今回は今までと異なり、いつもの東京ビッグサイト(西棟/南棟)だけでなく、青海展示場とMegaWEBも使用し、会場間を無料のシャトルバスで結ぶ。
東京ビッグサイトは西棟と南棟を使用し、ホンダやスズキ、ヤマハ、カワサキ、日産、三菱自動車などが展示ブースを置いている。南棟はメルセデス、マツダ、レクサスなど。また青海展示場にはトヨタ、ダイハツ、スバル、日野自動車、などが構える。また、トミカやキッザニアコーナーなど、子どもやファミリーに楽しめるコーナーが設置されている。
更に子供たちが自動車メーカーの職業体験ができるキッザニアと連携した「Out of KidZania in TMS」コーナーも用意。トヨタ、ホンダ、スバル、マツダなど、主要な自動車メーカー各社がさまざまな自動車にまつわる職業体験を提供する。
往年のバイク・ファン、カーマニアをしびれさせるホンダのブースもおすすめ。
未来のクルマ、自動運転車が普及した暮らしを体験
モーターショーの醍醐味は、各社のコンセプトモデルが見られることとともに、未来のクルマ社会を垣間見せてくれること。未来のクルマと言えば自動運転。自動運転が登場した社会では、私たちの暮らしがどう変わっているのが、デンソー、日立、三菱のブースなどで体験コーナーやVRシアターが用意されている。
空飛ぶクルマ? それともロボット? 未来の日本「FUTURE EXPO」
MEGA WEBでは未来の日本をイメージした「FUTURE EXPO」を展開。自動運転車や空飛ぶモビリティ(ホバーバイク)などのコンセプトモデルやバスケットボールロボット、転ばないバイク「モトロイド」などを見ることができる。
なお、青海展示場とMEGA WEBの最寄り駅はりんかい線「東京テレポート」となるので注意(次項参照)。
シャトルバス利用かオープンロード徒歩か
東京ビッグサイトの西/南棟と青海展示場/MEGA WEBは少々離れた場所にある。行き来する手段はシャトルバスを使うか、「オープンロード」を歩くか。東京ビッグサイトと青海展示場を結ぶほぼ直線の道路(遊歩道)を「オープンロード」と呼ぶ。シャトルバスが混雑していたらオープンロードを歩くのもよい。モビリティや小型ビークルの試乗体験をしたり、スーパーカーや日産「GT-R」ウサインボルトスペシャル、痛車等を見ながら歩くことができる。
キッザニアで職業体験
青海展示場では「Out of KidZania in TMS」コーナーを設置。当日受付で自動メーカーたちが提供する職業体験ができる。
スバル
「Out of KidZania in TMS」内のスバルのコーナーでは、子供たちが「クルマをメンテナンスする仕事」を体験できる。しかも本物のラリーカーを使って(うらやましい・・)。タイヤのメンテナンスがしっかりできたらスタンプを押してもらって、スバルブースで景品と引き換えてもらえる!
ホンダ
「Out of KidZania in TMS」内のホンダでは子供たちがレーサー体験ができる。レッドブルF1チームの本物のマシンのコクピットに搭乗したり、レース・シュミレータで楽しむことができる。もちろんレーシングスーツ姿で記念撮影も。
トヨタ
「Out of KidZania in TMS」内のトヨタのコーナーでは、ソニーのあそんで学べるロボットトイ「toio」(トイオ)を使って、子どもたちがプログラミングを学びながら月面探査車をドライブ体験できる。
ロボットたちにご挨拶
トヨタ自動車ブースにはおなじみの「HSR」と「TH-3」がお仕事をしていた。「TH-3」とは「あっち向いてホイ」をしたり、握手して楽しむことができる。「TH-3」は遠隔ロボットなので、操縦しているのは人間。もちろん見た目はロボットなので、ロボットを普通に遊んで楽しむ、新しい感覚が味わえる。
東京モータショー2019公式サイト
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。