「NOID IoT住宅パッケージ」は不動産事業者向けに、IoT住宅の企画設計から各物件専用のオリジナルAlexaスキル制作、機器設置までをパッケージ化して提供するサービス。音楽再生やニュース、天気の確認などができるスマートスピーカーと、呼びかけでの操作に対応したスマート家電リモコンによる家電連動を取り入れたスタンダードなスマートホームに加え、オリジナルAlexaスキルにより、物件設備仕様・構造・セキュリティの説明なども音声で呼び出せる次世代住宅を実現する。
株式会社アイリッジは、同社が提供する不動産事業者向けスマートホーム対応パッケージ「NOID IoT住宅パッケージ」を通じて、株式会社アートクラフトのモデルハウスのIoTスマートホーム対応を支援したことを発表した。
アメリカンヴィンテージの家をスマートホーム対応
今回スマートホーム対応したのは、アートクラフトのショールーム群「クラフトビレッジ」内にあるアメリカンヴィンテージの家。モデルハウスでは、今年9月にAlexa対応した岩崎電気の壁埋込式IoTスマートスイッチ「Link-S2」を採用することで、デザイン照明や間接照明などスマート照明でない照明もすべて声で操作することができる。
また各部屋や、離れて暮らす家族の家に設置したスマートスピーカーを通じて、1階のキッチンから2階に向けた食事や入浴のアナウンスや、離れた家、外出先の家族のスマートフォンとの通話も簡単に行うこと可能。
戸建ての購入者は子どもを持つファミリー層が多く、共働き家庭も増える中、家事の効率化や家族の安心安全への配慮は購入者にとって重要な関心事となっている。同モデルハウスは、出掛けに各階の部屋を確認して回ることなく家中の照明やエアコン、テレビを一度に消したり、スマートフォンを持たない子どもの帰宅状況をスマートスピーカーへの応答を通じて確認したりでき、IoTを活用して毎日の家事時短と安心をサポートする。
同モデルハウスは、スタッフ不在でもモデルハウスの案内が出来る省人型モデルハウス。耐震性能や省エネ性能、屋根材の紹介など、モデルハウスの説明動画を呼びかけにより呼び出すことができる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。