ぬいぐるみの声が聞こえる魔法のビスケット。
株式会社バンダイは、おしゃべりするビスケット型のスピーカー玩具「Bischa(ビスチャ)」の予約を11月22日(金)の13時より開始することを発表した。キャラクターの声でスマートフォンから再生するしくみで、ぬいぐるみ等に取り付けることを想定している。予約はバンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」、アニメイト、Amazonで受け付ける。製品は2020年春に発売予定のもので価格は3,850円(税込)。
セリフ(ボイスデータ)は専用スマートフォンアプリから購入する。購入したセリフを「Bischa」を通じて再生することで、ぬいぐるみがまるでおしゃべりしているかのように楽しめるという。
玩具本体とキャラクターボイスを分けて販売するのはバンダイの玩具では初の試みで、同社は「これまでの“ぬいぐるみ”に最新のIoT技術やビジネスモデルを活用することで新たな楽しみ方を提案します」としている。
セリフは別売、1キャラクター980円(基本セリフパック)
セリフは専用アプリのアプリ内通貨を購入して入手する。キャラクターごとに約60種のボイスデータを基本セリフパックとして980円相当で用意する。さらに追加のセリフは1ボイスあたり120円相当で購入できる。1キャラクターごとに年間で約450種のボイスデータが提供される予定。
セリフは好きな順番で組み合わせたり、Bischaを装着したぬいぐるみ同士で会話をさせたりすることが可能。
なお同製品で1つで、さまざまなキャラクターのセリフを入手できるため、家庭用ゲームのようにBischaをプラットホームとし、ボイスデータをソフトとして拡張しながら楽しむことができる。
ぬいぐるみとのセットは「DREAM!ing」(ドリーミング!)コラボ
Bischa、ぬいぐるみ、ボイスがセットになった商品も11月22日に予約開始。Bischaシリーズの第1弾は、コロプラの女性向けスマートフォン向けアプリケーションゲーム「DREAM!ing(ドリーミング!)」のキャラクターとなる。セット商品にはBischa、ぬいぐるみ、専用取り付けベルト、ビスチャを飾るデコパーツ、約60種のキャラクターボイス(基本セリフパック)が付属する。価格は8,745円(税込)。
ぬいぐるみ単体での発売は予定されていない。
同製品は11月9日・10日に池袋サンシャインシティで開催される、乙女ゲーム・アニメ・コミック・声優・グッズ・コスプレなど”女の子のためのすべて”が集まる池袋の大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)2019」でお披露目される。
なお、「Bischa」は博報堂から発売されている「Pechat」の技術を応用し、博報堂と共に共同開発を行い誕生した。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。