神奈川県は、企業や県民等がロボットの導入を行う際の導入経費を補助する「ロボット導入支援補助金」において、補助対象のロボットを新たに追加。(上の画像は「さがみロボット産業特区」公式サイトから引用)
・介護(見守り支援) aams(アアムス)
・インフラ点検ロボット FloorDoctor
・リハビリ支援ロボット エアレハ500
「さがみロボット産業特区」で商品化したロボットが対象
神奈川県は、様々なロボットが社会に溶け込む「ロボットと共生する社会」を実現していくため、「さがみロボット産業特区」で商品化したロボットを導入する企業などへの補助を実施している。導入費用は、本体価格+対象付属品等の価格の1/3で、1台につき上限は200万円。利用対象は以下の条件を満たした法人、または個人事業者などで、募集期間は2020年1月31日(金)まで。
①県内に事務所または事業所を有する法人・個人事業者等(地方公共団体等を含む)
②神奈川県内に在住している個人
③ ①・②にロボットを貸与するため、ロボットを購入するリース業者・レンタル業者
対象となるロボットは次のようなもの(一例)
補助金は本社が県外であっても、神奈川県内の支社や事業所において使用する場合には補助対象となる。また県内企業・県民に貸与をするリース・レンタル事業者(所在地は問わない)も補助対象となる。なお予算の上限に達した場合には、期限前でも受付が終了する。詳しい条件は神奈川県のホームページの「ロボット導入支援補助金のご案内」から確認できる。
「さがみロボット産業特区」とは
「さがみロボット産業特区」は、2013年2月に国から地域活性化総合特区としての指定を受け、「生活支援ロボットの実用化を通じた県民生活の安全・安心の確保及び地域経済の活性化」のため、ロボットの開発・実証実験の促進、普及啓発や関連産業の集積促進に取り組んできた。
この活動が、2018年度以降も続けることを国に認められ、神奈川県は関係機関・団体等と積極的に連携しながら、生活支援ロボットの実用化と普及に取り組んでいる。
「さがみ」には県内の研究開発人口の約5割が集中し、実証実験に適した公的機関や施設などがあり、ロボット関連産業や中小企業が集積している。
また、モデル空間「かながわロボタウン」を辻堂駅周辺に展開しており、12月7日(土)から12月8日(日)には、ロボットを見て、体験できるイベントを開催する。イベントの詳細はホームページで確認できる。
なお、さがみロボット産業特区で商品化されたロボットは公式サイトで確認できる。