ついに美空ひばりAIの新曲 「あれから」がAmazon Music、Spotify等で配信スタート AI創作の新しい時代の幕開け NHK 紅白歌合戦にも出場へ

AIによって映像と歌声を蘇らせた世界初の試み「美空ひばりAI」。年末のNHK 紅白歌合戦に登場することが決まり、さらに話題になっている。(関連記事「ホログラムと音声合成で美空ひばりが甦る? ヤマハのAI技術で新曲ライブに挑戦!「NHKスペシャル」9月29日放送」)
その美空ひばりAIの新曲「あれから-NHKスペシャル・バージョン-」が本日より、Apple Music、LINE Music、Spotify、Amazon Music等の楽曲サイトで配信がスタートした。NHKスペシャル・バージョンはNHKスペシャルで披露されたライブの音源をそのまま収録したものとなっている。

「あれから-NHKスペシャル・バージョン-」を聴くには、例えばAmazon Echo等でAmazon Music会員の場合「アレクサ、美空ひばりのあれからをかけて」と発話して聴くことができる。

また、全国のラジオ局では12月18日に発売する「あれから-シングル・バージョン-」のオンエアが一斉に解禁。さらに40年ぶりにNHK 紅白歌合戦で美空ひばりの歌声が披露されることを記念して、美空ひばりがこれまで紅白のステージで歌ってきた名曲のプレイリストがApple MusicとSpotifyで公開された。


美空ひばりの歌声はヤマハのAI技術により復活

よみがえったあの歌声「AI美空ひばり」新曲「あれから」は、9月29日に放送されたテレビ番組・ NHK スペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」内の企画から生まれた楽曲。作詞とプロデュースを美空ひばり生前最後のシングルである「川の流れのように」を手がけた秋元康氏が担当している。



同番組では美空ひばりの過去の膨大な音声データから、ヤマハが開発を進めている最新の人工知能(AI)技術によって、ひばりの声を現代によみがえらせ、AI美空ひばりとして新曲を歌唱し、人の心を揺さぶらせることができるのかという試みに挑んだ。放送後には大きな反響を呼び、大晦日に放送される「第70回NHK紅白歌合戦」で美空ひばりの歌声が復活することも発表された。

さらに、平成元年1月に発売された美空ひばりの生前ラストシングル「川の流れのように」以来、30年ぶりに新曲CDとしてリリースされることも決定し大きな話題を呼んでいる。


名曲のプレイリストも公開 Apple MusicとSpotifyで試聴可能

CD発売を前に、本日11月27日より「あれから- NHKスペシャル・バージョン-」が各配信サイトでの配信がスタート。NHKスペシャル・バージョンはNHKスペシャルで披露されたライブの音源をそのまま収録したものとなっている。配信と同日には、全国のラジオ局では「あれから-シングル・バージョン-」のオンエアが一斉に解禁。12月18日のCD発売を前にシングル・バージョンを聞くことができる貴重な機会となっている。

また、今年のNHK紅白歌合戦で40年ぶりにその歌声を披露することが決定したことを記念し、Apple MusicとSpotifyでは、1954年の初出場以来18回出演している紅白で美空ひばりが歌唱した全楽曲のプレイリストの公開が始まった。

美空ひばりが紅白で歌う名曲のすべて」と題されたプレイリストには、今年の紅白で披露される「あれから」を含め「柔」「悲しい酒」「人生一路」等の名曲が19曲並ぶ。

■「美空ひばりが紅白で歌う名曲の全て」プレイリスト収録 19曲
・「ひばりのマドロスさん」
・「長崎の蝶々さん」
・「白いランチで十四ノット」
・「御存じ弁天小僧」
・「哀愁波止場」
・「ひばりの渡り鳥だよ」
・「ひばりの佐渡情話」
・「哀愁出船」
・「柔」
・「悲しい酒」
・「芸道一代」
・「熱祷(いのり)」
・「別れてもありがとう」
・「人生将棋」
・「この道を行く」
・「ある女の詩(うた)」
・「リンゴ追分」
・「人生一路」
・「あれから-NHKスペシャル・バージョン-」

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ロボスタ編集部

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