Gateboxとアップフロンティアは、アップフロンティアが発表した自動受付システム「超受付さん」が「Gatebox」に対応したエンハンスドモデルの開発と販売に関して提携合意したことを発表した。これにより、受付はGatebox内のキャラクターが担当、しかも社員やお客様の顔をガッツリ記憶してくれる。システムの音声合成エンジンには、NTTドコモの音声ユーザーインターフェースをパッケージ化した対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」を採用する。
両社は今後、ビジネス領域での「Gatebox」活用の可能性を共同で追求していく。
Gateboxとは
「Gatebox」は、好きなキャラクターと一緒に暮らせるキャラクター召喚装置。最新のプロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせることで、キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションすることができる。キャラクターと一緒に暮らすことから「俺の嫁」召喚装置とも呼ばれる。
Gatebox株式会社は「Gatebox」で様々なキャラクターとの暮らしを実現するためのキャラクタープラットフォーム構想を発表しており、他社とのコラボレーションにおいてもキャラクターを活用したビジネスを推進していく。
個人がGateboxのアプリを開発できる 「Gatebox Developer Program」の提供を開始 Gatebox所有者は無料
【速報】キャラクター召喚装置「Gatebox」正式発売!多数のキャラを召喚できるクリエイター参加型の「Gatebox Video」も発表
お客様のことは忘れません 「超受付さん」
昨今いたる所で目にするようになった自動受付システム。便利で必要な機能は備わっているが、毎回同じ手続きを踏まなければならないのが面倒。そんな思いから着想を得て開発されたのが超受付さん。超受付さんはキャラクターによる来訪者のアテンド(案内)を自動で行う。来訪者は必要なやり取りに音声で答えるだけ。
1度訪れた人を記憶し、2度目以降は「常連のお客さま」としてスムーズに応対
社員とは「〇〇さん、おはようございます」「〇〇さん、ランチですか? ごゆっくり」などのコミュニケーションを図る。
超受付さんには、個人認識、音声認識・音声合成(Text to Speach・Speach to Text)、対話処理等の様々な技術が使われている。様々な技術・サービスを試して検証を行い、ユーザーに快適な受付体験を目指したという。
システムの音声合成エンジンには、NTTドコモの音声ユーザーインターフェースをパッケージ化した対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」を採用している。またアップフロンティアはNTTドコモが11月28日に発表した「ドコモAIエージェントAPIパートナープログラム」の初期パートナー候補として、NTTドコモの法人営業ネットワークで超受付さんを販売することを視野に入れて協議を開始している。