【日本未発売】クルマからロボットにトランスフォームする変形ロボ「Robosen T9」実機レビュー!声で変形、ダンス、ショータイムをやってみた

「HEY、T9トランスフォーム!」
音声で指示を出すと、T9はすぐに自動車からロボットへの変形動作をはじめた。キビキビした動作は予想以上だ。

■HEY、T9トランスフォーム!

「Robosen T9」は日本では発表されたばかり、ヒューマンノイドと車の相互にトランフォームできる変形ロボット。二足歩行はもちろん、変形やダンスも音声コマンドで実行できる。更には、プログラミングにも対応しているのでSTEM教材として利用できる。

というわけで、今回は先日、ロボスタのニュースでも紹介した変形ロボット「Robosen T9」を早速レビューしていきます。「Robosen T9 ってどんなロボットな?」のという人はそちらのニュース記事からご覧ください。

関連記事: 音声でトランスフォームする変形ロボット「Robosen T9」日本上陸 プログラミング教育にも活用可 国際ロボット展で展示


開封の儀

まずは開封の儀ですが、入手したのは「英語版」なので、日本で購入する場合のものとは異なります。参考程度に。

「Robosen T9」のパッケージ

開墾すると、付属物は充電器とUSBケーブル、保証書。そして本体が見えてきました。

ビークルモードで収まっています

サイバーでメタルなビークルが出てきました。胸熱です。
本当にこれがロボットに変形するの? って思いました。




HEY T9、Say Hello!

それでは起動してみましょう。電源ボタンを長押するとT9が起動し、ヘッドライトとド派手なフォグランプが点灯します!
おおっ、かっこいい!


ヘッドライト類が光ると起動完了です

T9は初期状態から音声コマンドに応えてくれます。早速、複数のモーションを確認してみましょう。
「HEY、T9、Say Hello」と言うとビークルモードからロボットに変形してあいさつ。
「HEY、T9、トランスフォーム」と言うとビークルモードからロボットに変形。
「HEY、T9、ショータイム」と言うとロボットで戦闘デモなどを見せてくれました。
そのキビキビした動きは動画で確認してみてくださいね。


■音声コマンド(一例)
「HEY、T9、トランスフォーム」
「HEY、T9、Dance Now」
「HEY、T9、Showtime」
「HEY、T9、Say Hello」
「HEY、T9、Open Fire」
「HEY、T9、Let’s Fight」


アプリから操縦や操作

T9には、iOS用とAndroid用のスマートフォンアプリが用意されています。その「スマートT9」に接続することで、ラジコンのようにT9を操作したり、T9で好きなモーションを再生したり、ビジュアルプログラミングを行ったりすることができます。しかし設定が少し長いので、ここでは設定後にできるラジコン操作やモーションをまず先に動画で紹介します。

■アプリからラジコン操作してみた

■アプリ操作でモーションを実行してみた

■リズムに合わせてDancing!


実機を触ってみた感想

実機を触ってみた感想としては、まずはカッコいい。子どもも大人もついニヤニヤしてしまいます。次に、音声コマンドの反応速度が速くてとても気持ちいいです。変形もスムーズであっという間・・やはり「開発9年」は伊達じゃないですね(「T9」の9は開発期間が9年の意味)。アプリでラジコンのように操作できる点も楽しめました。プログラミング(今回は紹介できませんでしたが)もビジュアルプログラミングでとても分かりやすいので、次の機会に紹介したいと思っています。
日本での発売を期待したいところですが、現状では日本向けの正式販売や正規代理店は決まっていません。ただ、実機は「2019国際ロボット展(12月18日(水)~ 12月21日(土))」で展示される予定です。Robosenは「展示会での反応を見て、T9の日本市場に向けた価格や販売方法を検討していく」としています。

※ 技適未取得機器を用いた実験等の特例制度 届出済み

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