AI、ロボット、IoT、自動運転など、ディープラーニング分野における世界最大級のイベント「GPU テクノロジ カンファレンス(略称GTC)」が3月22〜26日にサンノゼマッケナリーコンベンションセンターで開催される。(上の写真は2019年のGTCで基調講演を行うJensen Huang氏)
GTCは、AIコンピューティングやディープラーニング技術関連の未来についてAIエキスパートや有識者たちが語り合い、関連企業が展示ブースを出展するイベント。今年は70か国から10,000人以上の参加者とAWS、Google Cloud、Microsoftを含む250を超える企業が、クラウドとエンタープライズコンピューティング、自動運転車、ロボット工学、プロフェッショナルなグラフィックスとゲーム、組み込みおよびエッジAIアプリケーションなどの最新技術を展示する。
今年のトピックでは、ディープラーニングトレーニング/推論/研究、加速データサイエンス、自律マシン/エッジ/コンピュータービジョン、ハイパフォーマンスコンピューティング、高性能計算、開発者ツール、データセンターとクラウド、グラフィックス/デザイン/ VR、仮想化、ビジネス向けAI、AI FOR BUSINESSなどが上がっている。
NVIDIAの創設者兼CEO Jensen Huang氏による基調講演は3月23日月曜日に行われる。主なトピックは「ディープラーニング-ユースケースと成功事例」。
主なトピック:ディープラーニング-ユースケースと成功事例
トピック:自律マシン、ディープラーニング-ユースケースと成功事例、ディープラーニングの推論-最適化と展開、グラフィックス-リアルタイムレンダリングとレイトレーシング、AIビジネストラック、HPC&AI
産業セグメント:すべての産業
セッションタイプ:トーク
オーディエンスレベル:初級テクニカル
GTC2020では上記の他に、600のセッションと1日のNVIDIAディープラーニングインスティテュートワークショップに加えて、有名なアーティストの作品を展示するAIアートギャラリー。参加者にネットワークを構築し、業界の著名人から学ぶ機会を与えるHPCサミット。そして、自律の女性パネルやレセプションなど、AIの過小評価されているコミュニティのための新しいイベントなどが行われる。
セッションの一部では、BMW、エピックゲームズ、NASA、スタンフォード、ウェルズファーゴなど、世界をリードする多くの組織の専門家が、自動運転車やロボット工学からCUDA Pythonプログラミングや自然言語処理に至るまでのトピックに関する技術的な講演を行う。
GTC2020の参加は有料。登録は現在開始されており、2月13日までは15%の早期割引が適用される。会議の詳細とスポットの予約については、GTC 2020のWebサイトで確認できる。
今年の GTC の目玉は、3 月 26 日 (木) に行われる全日イベントの「HPC Summit」です。何百人もの業界リーダー、開発者、研究者が一堂に会し、ハイ パフォーマンス コンピューティングにおけるイノベーションについて議論します。
ハイライトはHPC
NVIDIAのブログらよると、今回の目玉は3月26日 (木) に行われる全日イベントの「HPC Summit」とのこと。。何百人もの業界リーダー、開発者、研究者が一堂に会し、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングにおけるイノベーションについて議論するという。各セッション、およびフォーラムを指揮するのは、HPC分野の世界的第一人者である以下のメンバーが発表になっている。
スイス連邦工科大学チューリッヒ校ディレクター、CSCS
イアン バック氏 (Ian Buck)
NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティング担当バイス プレジデントおよび CUDA 考案者
マイケル ケーガン氏 (Michael Kagen)
Mellanox Technologies、CTO
ニッディ チャペル氏 (Nidhi Chappell)
Microsoft、Specialized Azure Compute、製品担当責任者
GTC2020公式サイト
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。