74言語に翻訳対応の「POCKETALK(ポケトーク) S 」東武線174駅で乗務員の接客ツールに採用 3月末までに1600台を導入

ソースネクスト株式会社は74言語に対応した名刺サイズのAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク) S」が、東武線全駅(無人駅、委託駅を除く)174駅の係員および乗務員の接客ツールとして利用されはじめたことを発表した。


74言語に対応した名刺サイズの翻訳機

同製品は、互いに相手の言葉を話せない人同士がコミュニケーションできる双方向の音声翻訳機。74言語に対応し、55言語は音声とテキストに、19言語はテキストに翻訳できる。また、搭載したカメラで文字を撮影すると自動で55言語を認識して翻訳したり、旅行中心の6シーンでAIを相手に会話レッスンができるなど、多彩な機能を名刺サイズのボディに搭載している。


画像は公式サイトより引用

東武鉄道は東京、千葉、埼玉、栃木、群馬の1都4県に鉄道路線網を有している。その中でも、東武本線沿線の日光・鬼怒川地区や東京スカイツリーなどの、日本有数の観光地における外国人観光客の増加を受け、同製品を導入。今年の3月末までに1,600台導入され、ホームや窓口、特急車両での案内に利用されていく。

■導入時期、および配備先、台数
1.2020年1月末までに順次
東武線全駅(無人駅および委託駅を除く)174駅:750台
特急列車車掌:100台
2.2020年3月末までに順次
全乗務員(運転士・一般列車車掌):750台

POCKETALKシリーズは(「ポケトーク W」、「ポケトーク S」)、2017年12月の初代モデルを発売以来、累計出荷台数は2019年12月9日時点で60万台を突破。12月度の音声翻訳機カテゴリにおける月間販売台数シェアは、93.4%となった。


コピーライト © SOURCENEXT CORPORATION

同社では「言葉の壁をなくす」というミッションの実現を目指し、今後も多くの企業を通じて同製品の提供を広げていくとしている。

関連サイト
「POCKETALK S」

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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