株式会社オプティムは、画像解析ソリューション「OPTiM AI Camera」の新サービスである「OPTiM AI Camera Mobile」を、2020年1月30日より月額1,950円(税込)で提供開始することを発表した。(記事内の画像はOPTiM AI Camera Mobileの公式サイトから引用)
OPTiM AI Camera Mobileはタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末で顧客の分析を行えるサービス。Google playからアプリをダウンロードすることで、映像の撮影から分析まで手軽に行える。解析データはWebブラウザから閲覧でき、データを活用することで、メインターゲット層を変更したり、顧客に合わせた商品展開が可能。
■「OPTiM AI Camera Mobile」とは
「OPTiM AI Camera Mobile」とは、スマートフォンやタブレット端末に専用アプリをインストールして設置するだけで、設置場所の映像を解析できるサービス。端末のカメラで撮影し、解析を行うため、「OPTiM AI Camera」より処理能力は低下するが、監視カメラや解析用端末などの外部機器を一切必要とせず、映像の撮影から分析までをモバイル端末一つで手軽に行える。
機能は「属性分析(年代・性別)」「人数カウント」「専用ダッシュボードでの解析データ閲覧」の3つ。「属性分析(年代・性別)」では、年齢層、性別、利用時間帯の分析が可能。なお、撮影データや特徴量データなど、お客個人を特定できる情報データは端末内での解析後、即座に破棄されるため、お客を特定できるデータがインターネット上にアップロードされることはない。
OPTiM AI Camera Mobileをダウンロードした端末の設置場所の例としては、飲食店・小売店などの出入り口付近、商品陳列棚や特設売り場、レジ前など効果を得やすい場所。かつ解析対象との距離、1m以内が推奨される。
(✳︎利用にあたっては、「モバイル端末のカメラ映像をもとにお客様の来店状況解析を実施している」旨を必ず明示ください)
■AI Camera Mobile 設置例
カメラで取得したデータを活用することでメインターゲット層を変更したり、商品の陳列を変えたり、客層にあったプロモーション展開が可能となる。
また、その他下記のようなアプローチもできる。
現在、「OPTiM AI Camera Mobile」はAndroidタブレットのみ対応しており、Androidスマートフォンの対応は2020年2月以降が予定されている。「OPTiM AI Camera Mobile」推奨動作環境は以下の通り。
・端末要件:
Android 7.0以上のAndroidタブレット
ディスプレイ解像度 1280×800(WXGA)
・ネットワーク環境
【インターネット回線】 十分な速度が維持できるブロードバンド回線
【無線LAN環境】 遮蔽物が少なく、安定したWi-Fi接続が可能な環境
オプティムは今後、「OPTiM AI Camera Mobile」の多台数を同時利用するお客向にEnterprise版の販売開始と、英語への対応を行うとしており、Enterprise版の販売開始は2020年4月頃を予定している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。