e-Rubberの「触覚ハンド」がポットやケトルでハンドドリップ 豊田合成のブースでQBITとのコラボをデモ展示

ロボティクス サービス プロバイダーの株式会社QBIT Roboticsと豊田合成株式会社は、人手不足が深刻化している飲食やサービス業での実用化に向けて「触覚ハンド」のコラボレーションを推し進めている。を用いて、2020年2月12日(水)から14日(金)まで開催される「第4回ロボデックス」の豊田合成出展ブースにてデモンストレーションを実施すると、同年2月5日に発表した。
なお、豊田合成は、長年培ったゴム・樹脂などの知見を活かして、電気で動く次世代ゴムe-Rubberをはじめとする新技術の開発に注力しており、2020年1月7~10日まで米・ラスベガスで開催されたCES2020の同社ブースでe-Rubberハプティクス製品などを展示していた。

【「触覚ハンド」とは】
軽くて柔らかく高精度な「e-Rubberセンサ」を用いた触覚付きロボットハンドで、従来難しかった、柔らかいものや異なるサイズのものも「触覚ハンド」なら容易に掴むことができる。
「触覚ハンド」「e-Rubber」公式ホームページ
https://www.toyoda-gosei.co.jp/e-rubber/




デモンストレーションの内容

QBITのロボットシステムに「触覚ハンド」を取り付け、サービスロボットが、ハンドドリップに挑戦する。具体的には、ポットやケトルなどを掴み、湯量や抽出時間を守ったドリップを行い、美味しいコーヒーを淹れます。試飲カップに同量ずつ注ぎ、来場者に振舞う。トップバリスタの技術を受け継ぎ、ロボットが一生懸命働く様子を楽しめると同時に、人とロボットが協働して働く社会が、すでに到来していることを実感できるデモンストレーションだ。


▼ イベント情報

名称 第4回 ロボデックス 
期間 2020年2月12日(水)~14日(金)
時間 10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
場所 東京ビッグサイト(交通アクセス)
出展対象製品 ● 産業用ロボット(組立、溶接、搬送、研磨、バリ取り など)
● サービス用ロボット(介護、受付 、運搬、清掃、警備 など)
● ドローン・ドローン活用ソリューション
● 開発技術(知能化・制御技術、センシング技術、駆動技術、電子部品・材料 など)
来場対象者 ● ロボット・ドローンメーカーの設計/開発者
● ロボット・ドローンを活用したい法人ユーザー(製造業、福祉・介護、警備・清掃、農業 など)
● ロボテク製品メーカーの設計・開発者(家電、自動車、建機、住宅 など)
備考 ※同展への入場には展示会招待券(無料) と名刺2枚が必要。(会期中3日間有効。同時開催展も入場可能)
※ 複数名で来場する場合は人数分の招待券が必要。
※ 招待券不携帯の場合、入場料5,000円/人 
※ 同展は商談のための展示会であるため、学生の方および18歳未満の方の入場不可。

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ロボスタ編集部

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