ロボットスタートは、オンキヨー株式会社、株式会社ファンコミュニケーションズなどを引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。
音声配信ネットワーク「Audiostart」事業を加速
メディア音声化のニーズ拡大と音声広告市場の成長に向けて、自社サービス「Audiostart」の開発体制のさらなる強化、営業体制の増強が必要となってきた。今回の第三者割当増資で調達した資金を用いて、スタッフの増員、本社移転、音声市場向けにさらに新サービス投下など経営基盤強化を行っていく。
オンキヨー株式会社とは次世代音声デバイスと音声アプリケーション領域での協業、株式会社ファンコミュニケーションズとは音声によるアフィリエイト広告領域での協業などのシナジーを想定しており、今後、さらに成長ステージに合わせて資金調達を随時行っていく。
100社以上のメディアの音声化を支援 無料音声化サービス「Audiostart」
Audiostartは、ロボットスタートによるメディア向け無料音声化サービス、および音声広告配信ネットワークサービス。2018年7月23日に博報堂DYメディアパートナーズ、イードとともに音声コンテンツ内への広告配信の実証実験を開始し、2019年7月3日に正式サービスとしてスタートした。
対応するプラットフォームは現在、Amazon Alexa、Google Home、Apple Podcast、Google Podcastsで、メディア運営者はAudiostartを利用することにより、無料でこれらのプラットフォームへの音声配信が可能となる。
Audiostartはメディア運営者、広告主・広告代理店、一般ユーザーに以下のメリットを提供
・メディア運営者
あらゆる記事を無料かつ自動で音声化してマルチプラットフォームへ配信。
さらに音声広告配信ネットワークで音声メディアのマネタイズを支援します。
・広告主・広告代理店
厳選された音声メディアに対して音声広告を配信可能です。
・一般ユーザー
いままで音声で聞くことができなかったメディアを音声で楽しむことができます。
広告モデルにより無料で様々な音声コンテンツを利用できます。