オリィ研究所は、テレワークに注力するほか企業に向けて、同社商品OriHimeの最低契約月数制限を撤廃し、2月21日~3月31日契約分のみ、単月利用から可能とするテレワーク開始キャンペーンを発表した。同社は感染症対策として臨時のテレワーク施策にも対応できるよう、同社商品「OriHime」を使ったテレワークの積極利用を推進する。
持ち運びできる遠隔操作ロボット
OriHimeはインターネットを通して遠隔操作が可能なロボット。カメラ・マイク・スピーカーを内蔵しているため、OriHimeの視界を自由に動かして周囲との会話が可能。在宅勤務者は、iPadやPCなどでOriHimeの操作者となる。またコミュニケーションは「拍手」から「挨拶」まで様々なジェスチャーを使いノンバーバルなコミュニケーションをとることも可能だ。
OriHimeは手の平に乗せられるサイズ。全長は約20cmほど。重量は660g。
■分身ロボット「OriHime」の特徴
・在宅勤務者のプライバシーに配慮し、顔や家の中が写り込まないロボットのため、勤務時間中の常時接続が容易
・常時接続をすることで、まるで本人がデスクにいるかのように周囲の社員と自然なコミュニケーションが取れる
・普段に近い業務ができるため、テレワークのために業務を切り分けるなどの手間がすくなく、テレワーク制度の整っていない会社でも運用が容易
・在宅勤務者のプライバシーに配慮し、顔や家の中が写り込まないロボットのため、勤務時間中の常時接続が容易
・常時接続をすることで、まるで本人がデスクにいるかのように周囲の社員と自然なコミュニケーションが取れる
・普段に近い業務ができるため、テレワークのために業務を切り分けるなどの手間がすくなく、テレワーク制度の整っていない会社でも運用が容易
現在、OrIHimeは約500台が約80社に導入されており、在宅勤務での利用や会議での利用はもちろん、本社、支社を結ぶコミュニケーションツールや、多忙な社長のためのコミュニケーションツールとしても使われている。
価格は4万円~で同社のホームページより申し込みができる。
オリィ研究所には持病を持つメンバーがおり、またALSを始め難病の方や体の弱い方との接点もあることから、2月17日に感染症対策として下記の社内措置を発表した。これらの措置を取ることとし、関係会社への理解を呼びかけている。
■感染症対策
・発熱・咳など体調不良時の原則出社禁止(有給休暇もしくはテレワーク)
・原則時差出勤としてラッシュ回避
・社内、社外におけるウェブ会議の推奨
・数十人規模のイベントへの参加自粛呼びかけ
・マスク・消毒液の設置と手洗いの励行
・発熱・咳など体調不良時の原則出社禁止(有給休暇もしくはテレワーク)
・原則時差出勤としてラッシュ回避
・社内、社外におけるウェブ会議の推奨
・数十人規模のイベントへの参加自粛呼びかけ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。