Amazon Alexaの新オリジナルソング「君の名前」登場!他の音声アシスタントの歌も調べてみた。

先日、AmazonがAmazon Alexaが歌うオリジナルソング「君の名前」を追加しました。
いい機会なので他のAI音声アシスタント/スマートスピーカーの歌もあわせて紹介します。


Amazon Alexa / Amazon Echo Show(2nd)

まずAlexaの新曲の「君の名前」。



この曲名、新海誠監督の作品「君の名は。」と似ていますが、無関係のようです。

「Alexa, 君の名前 歌って」と指示すると再生されます。



いつになくファンキーなビートとラップが魅力です。
これをAlexaの中の人が作っていると思うと、胸が熱くなりますね。


Alexaが手元にない人のために、ロボスタ編集部で撮影した動画を貼っておきます。

なお、Alexaが歌うオリジナルソングとしては、「テクノロジーの歌」「ラブソング」「ゴーゴーソング」についで4曲目となります。



聞きたい場合は「Alexa, (曲名)を歌って」といった形で曲名を指示してもいいですし、シンプルに「Alexa, 歌を歌って」と伝えてランダムでオリジナル曲の再生を楽しむこともできます。

他にもオリジナルソングではないけれどAlexaは他にも歌える歌は多数あります。



なお歌ではなく、ヒューマンビートボックスも現在4種類のビートが用意されています。
「Alexa, ビートボックスして」「ボイパして」などと指示するとランダムでさまざまなビートを刻んでくれます。


Google Assistant / Google Nest Hub Max

続いてGoogle Assistantに歌ってもらいましょう。
「ねぇGoogle, 歌うたって」と指示します。



すると「らららら・・・」とピアノの伴奏とともに歌声を披露してくれました。

何度か試した結果は以下の通りです。



Alexaのように曲を歌うのではなく会話で対応する形です。
複数通りのリアクションがあるのは素晴らしいです。



「ねぇGoogle, ビートボックスして」「ボイパして」などと指示するとビートを刻んでくれるのはAlexa同様です。
咳払いから始まって非常にリアルです。声は男性の声なのでGoogle Assistantらしさはあまり感じられませんが、いい感じのヒューマンビートボックスを披露してくれます。


LINE Clova / Clova Desk

続いてLINE Clovaに歌ってもらいましょう。
「ねぇClova, 歌うたって」と指示します。



すると、童謡を歌ってくれました。
何度かやってみましたが、ランダムで童謡を再生します。
期待していたClovaオリジナルソングはいまのところなさそうでした。



ビートボックスについてはClovaも見事に対応していました。
画面にこんなメッセージを表示するのも気が利いていますね。

ではまた!


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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