ロボット掃除機に関するアンケート調査 所有率は約9%、普通の掃除機がメインでロボットをサブで使用 マイボイスコムが発表

マイボイスコムは、4回目となる「ロボット掃除機」に関するインターネット調査を発表した。ロボット掃除機の所有者は約9%で、所有者は「従来型の掃除機をメインで使用し、ロボット掃除機をサブで使う」という回答が3割強、「ロボット掃除機をメインで使用し、従来型の掃除機をサブで使う」と「留守中にロボット掃除機を使う」が各2割強だった。
調査期間は2020年2月1日~5日に実施し、10,191件の回答が寄せられた。
なお、マイボイスコムは伊藤忠グループで、インターネット調査を中心に提供しているリサーチ会社。
同社の発表は以下の通り。


ロボット掃除機の所有率は約9%

所有している掃除機のタイプは(複数回答)、「ノーマルタイプ・紙パック式」が48.3%、「ノーマルタイプ・サイクロン式」「スティックタイプ」が各30%台です。「ロボット掃除機」は8.9%となっています。



ロボット掃除機利用のきっかけ・理由

ロボット掃除機を利用するきっかけ・理由は(複数回答)、「掃除が楽になりそうだと思った」が所有者の34.3%、「テレビや新聞・雑誌で見た」「店頭で商品を見かけた」「効率よく掃除をしたいと思った」が各2割強です。「テレビや新聞・雑誌で見た」は男性や高年代層、「掃除が楽になりそうだと思った」は女性で比率が高くなっています。



ロボット掃除機の利用の仕方

ロボット掃除機をどのように利用しているかを聞いたところ(複数回答)、「従来型の掃除機をメインで使い、ロボット掃除機をサブで使う」が所有者の32.4%、「ロボット掃除機をメインで使い、従来型の掃除機をサブで使う」「留守中にロボット掃除機を使う」が各2割強となっています。



ロボット掃除機の利用頻度

ロボット掃除機の利用頻度は、「週2~3回」「週1回」がボリュームゾーンです。床をふくタイプを主に利用している人では、「月2~3回」の比率が高くなっています。



ロボット掃除機の利用意向、選定時の重視点

ロボット掃除機の利用意向者は30.8%です。女性や若年層で高く、女性10~30代では4~5割となっています。ロボット掃除機所有者では75%、非所有者(ロボット掃除機以外所有者)では3割弱です。
ロボット掃除機利用意向者の重視点は(複数回答)、「本体価格」が64.8%、「メーカー・ブランド」が50.9%、「吸引力」「手入れ・メンテナンスのしやすさ」「ランニングコスト」「ゴミの捨てやすさ」が各40%台です。「手入れ・メンテナンスのしやすさ」「ゴミの捨てやすさ」は、女性で比率が高くなっています。



回答者のコメント



ロボット掃除機を利用したい理由、利用したくない理由 (全7,458件)

『利用したい』
・掃除の手間が省けるしロボット掃除機を使うなら普段から床にものを置かなくなる習慣がつきそうだから。(女性50歳)
・今までの掃除機は重たいので、楽に掃除したい。(女性64歳)
・白いフローリングなので、髪の毛1本でも目立つので、勝手に掃除しておいてほしい。(男性61歳)

『利用したくない』
・ロボット掃除機を利用するためにかなりの片付けが必要。ロボット掃除機を使うほど部屋の広さが無い。(男性42歳)
・充電したりすると、電気代が高くなりそうだから。(女性57歳)
・段差が多い家なので引っかかったりする可能性が高いと感じたから。(男性35歳)

『どちらともいえない』
・労力を要しないが、時間が掛かるのが問題。(男性75歳)
・ロボット掃除機だけで済ませられず、ノーマルタイプの掃除機も併用しなければならず、それならノーマルタイプだけでも良いのではないかと感じる。(男性69歳)


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ロボスタ編集部

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