J・J・エイブラムズ×J・ノーラン「ウエストワールド シーズン3」超大作海外ドラマが世界同時配信開始 インタビュー映像も到着

人工知能(AI)を持ったアンドロイド(ロボット)の悲哀や、人間への反乱を描く海外のテレビドラマHBO「ウエストワールド」のシーズン3がはじまった(3月16日(月)午前10時より世界同時配信)。
放映はスターチャンネルEX –DRAMA & CLASSICS-、BS10 スターチャンネル、Amazon Prime Videoチャンネル(有料のオプションチャンネル)。



インタビュー映像「生命や意識の価値とは何なのか」

シーズン1から大活躍している「アンドロイド・メイヴ」を演じたタンディ・ニュートン氏と、今作からの新キャラクターであり、謎の男「セラック」を演じたフランスの名優ヴァンサン・カッセル氏のインタビュー映像が到着。動画では、今作が観客に向けるメッセージについて語っている。

「ウエストワールド シーズン3」インタビュー動画:ヴァンサン・カッセル/タンディ・ニュートン

今回解禁となった映像でヴァンサン・カッセル氏は自己紹介のあと「僕が世界をコントロールするよ」と意味深な発言をするが、タンディ・ニュートン氏に「だと思っているだけよ」と諭されるところから始まる。続けざまに「この番組は視聴者に“覚醒”を引き起こしていると思いますか」という質問に対しヴァンサンは「本作は哲学的でもあるから人々が考えるきっかけになっている。僕が驚いたのはシーズン1からたくさんの殺人や女性への暴行など残虐なバイオレンスがリアルに描かれていることだ。でもアンドロイドだから平気だと錯覚をしてしまう。その残虐さを目の当たりにし、楽しむべきなのか疑問を抱いた。僕も視聴者として自身に問いかける作品となったよ。」と答えた。

それに対しタンディも同調し「そうね。生命や意識の価値とは何なのかを問いかける。アンドロイドは社会で虐げられた人々を象徴している。これは現実世界でも起こっていわ。抑圧されていた人々が立ち上がってきているでしょう。社会の“嘘”に制圧され利用されるのにうんざりした人々が世界各地で運動を巻き起こしているの。」とアンドロイド役を務めていただけにとても積極的な眼差しで語った。そんな彼らが活躍するドラマ「ウエストワールド シーズン3」は、3月16日(月)午前10時より世界同時配信&放送開始。


ウエストワールド シーズン3とは

「ウエストワールド シーズン3」は世界的超ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBOが制作。製作総指揮に「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を監督したJ・J・エイブラムズ氏、製作総指揮・脚本・監督に「インターステラー」「ダークナイト」シリーズなど多くの大ヒット作を手掛けたジョナサン・ ノーラン氏と、ハリウッドを牽引する最強タッグが生み出す超大作。

ストーリー (スター・チャンネルBS10の公式サイトより引用)
人間としての自らの存在に何の疑問を抱くことなく、西部劇の世界で日々を営んでいたアンドロイドたち。やがて、その世界が人間に作られた虚構のもので、肉体や行動、記憶などすべてを支配されていたことに気づいた彼らの覚醒と反乱の始まりを描いたシーズン1&シーズン2。そして、シーズン3で人間の世界へと足を踏み入れていくアンドロイドたちの反乱の行方は…!?


ストーリーは西部劇の世界を再現したテーマパークを舞台に、人工知能(AI)を持ったアンドロイドの反乱を描く1973年の映画「ウエストワールド」を、最先端のクリエーターが蘇らせた壮大なSFミステリー海外ドラマ。シーズン1・2ともにそのスケールと上質なストーリー展開で、全世界で人気を博した本作がさらにレベルアップして「シーズン3」として登場した。



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ロボスタ編集部

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