卒業証書はアバターロボットで受け取る BBT大学・大学院の卒業式にANAの「newme」(ニューミー)を活用
ビジネス・ブレークスルー大学・大学院(以下、BBT大学・大学院)は、3月28日(土)に東京で開催予定の卒業式において、ANAホールディングスが独自開発した普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を導入することを発表した。
学生が遠隔地から自らの分身としてのアバターロボットを操作して大前研一学長から卒業証書を受け取ることができる体験機会を提供する。
学生は遠隔地から自らの分身としてのアバターロボットを操作して、大前研一学長から卒業証書を受け取ることができる。
卒業式における「newme」の活用は、BBT大学・大学院が世界初としている。
遠隔地からPCで「newme」を操作して卒業証書を受け取る
この取組は自らの分身となる「newme」を遠隔地からPCで操作することで、卒業式で卒業証書を受け取る体験機会を提供する試み。式典に現地参加したい意向を持ちながらも諸事情で叶わず、しかしながら遠隔地からオンライン参加は可能であるという学生に対して、単なる中継映像の視聴を超えた体験を提供する。
卒業式で導入される「newme」は、ANAホールディングスが独自開発した普及型コミュニケーションアバター。同社の特別協力によって導入される2台のアバターロボットを最大限に活用し、全国各地の学生が次々とアバターインする機会の創出を試みる予定。
新型コロナウイルスの広がりによって、多くの教育現場において卒業式や入学式など学生の門出を祝う式典の実施が影響を受けている。オンラインでビジネス教育を行うBBT大学・大学院では、アバターロボットによる式典参加という新しい手段を取り入れることで、安全性に配慮しながらオンラインの強みを活かした卒業式の実現を目指す。同時に今回の取組を通じて、多くの教育機関と共に、オンラインの可能性を拡張した式典のあり方について模索する機会を創出したいと考えている。
教授陣の6割が現役経営者、学生の約7割が社会人の「BBT大学」
BBT大学は100%オンラインで経営学学士を取得できる大学として2010年に経営学部を新設。教授陣の6割が現役経営者、学生の約7割が社会人。世界的な経営コンサルタント大前研一氏が学長を務める本学では「teach(教える)」ではなく学生が主体的に「learn(学ぶ)」するのを手助けすることに大学の役割があるという考えに基づき設計されたカリキュラム。グローバル時代を生き抜く力の育成を目指している。
2014年3月に1期生が卒業。2014年10月にはe-Learning大賞 厚生労働大臣賞を受賞。2015年12月に「ITソリューション学科」、「グローバル経営学科」、2017年1月に「履修証明プログラム」が、文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」認定。
BBT大学大学院は日本で初めて「オンライン学習」を取り入れた経営大学院として、2005年4月からオンラインMBAプログラムをスタートし、総計1,300名超の修了生を輩出。時間的・地理的条件に制約を受けない学習環境により、ダイバーシティ(多様性)による学びを実現。さらに、大前研一氏をはじめ、高い実績をもつ実務家講師陣の知見を、実践的なカリキュラムとして反映。利便性に加え高い実践性を兼ね備えた「ビジネスパーソン・ファースト」な学習を提供している。
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BBT大学
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。