トイレ掃除は遠隔操作のアバターロボットで!「大分県アバター戦略推進事業」ビル清掃で「ugo」の実証実験
2020年3月27日
By ロボスタ編集部
アバターロボットの開発を手掛けるMira Roboticsは、ビルメンテナンス事業を行う株式会社千代田と共に⼤分県産業科学技術センターにおいて「ugo」(ユーゴー)によるトイレ清掃業務の公開実験を実施した。
これは「大分県アバター戦略推進事業」の一環として、アバターロボット「ugo」によるビル清掃サービスの開発に向けた実証実験の成果を発表する目的で実施されたもの。当日は実験用トイレを使い、実際に現場で清掃をどのように行うのか、「ugo」の特徴である遠隔操作と自動化の方法などと合わせて報道陣に公開された。
同社は「今回の公開実験のほか、一連の実証実験を通し、人手不⾜がますます深刻化するビルメンテナンス業界において、人材の有効活⽤、現場の効率化及びコスト削減などを実現する新たなサービスの創出を目指す」としている。
■公開実験の様子(4倍速再生)
次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」とは
「ugo」は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。遠隔操作で動作するが、その操作をAIが次第に学習することによって、同じ稼働条件下であれば自動モードで動作できるようになる。従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバターロボットと言われている。
「⼤分県アバター戦略推進事業」とは
第4次産業革命の革新的技術を積極的に活用し、産業活力の創造につなげていくため、アバターに関連した製品や、アバターを活用したサービスの創出につながる プロジェクトに対して支援する取り組み。
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