経済産業省と日本機械工業連合会は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省との共催により、本日より「第9回ロボット大賞」の募集を開始することを発表した。
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「ロボット大賞」は将来の市場創出への期待度が高いと考えられる優れたロボット等の先進的な活用や、研究開発、人材育成の取組等を実施した企業等を表彰する制度。日本のロボット技術の発展や社会実装を促進することを目的としている。
今回の募集対象は「ものづくり分野」「サービス分野」「ICT利活用分野」「介護・医療・健康分野」「インフラ・災害対応・建設分野」「農林水産業・食品産業分野」の6分野と「ビジネス・社会実装部門」「ロボット応用システム部門」等、7部門となる。応募締め切りは6月5日(金)。
応募されたロボット等は、一次審査(書類審査)と二次審査(現地調査、プレゼンテーション審査)を行い、秋頃に「各大臣賞」「中小・ベンチャー企業賞」(中小企業庁長官賞)「日本機械工業連合会会長賞」「優秀賞」「審査員特別賞」の受賞対象が決定する。
1.ものづくり分野: 機械、部品、素材など製品となる物品を製造するのに係る分野
2.サービス分野: 公共施設・工場・事務所・店舗・家庭などで警備、掃除、配膳などのサービスを提供するのに係る分野
3.ICT利活用分野: ロボット利活用が関わる地域課題解決やICT利活用に係る分野
4.介護・医療・健康分野: 介護、医療、障害福祉、健康などにおけるロボットの利活用推進に係る分野
5.社会インフラ・災害対応・消防分野: 社会インフラの建設・メンテナンス、災害現場の調査・応急復旧、消防などに係る分野
6.農林水産業・食品産業分野: 農林水産業、食品産業分野における生産性向上、省力化などに係る分野
■対象の7部門
1.ビジネス・社会実装部門: ロボットに関連するビジネスモデル又は各分野における社会実装に向けた取組
2.ロボット応用システム部門: 実用に供しているロボット技術を応用したシステム又はシステムインテグレーション
3.ロボット部門:実用に供しているロボット本体
4.要素技術部門: ロボットの一部を構成する部品、材料、その他のロボットの要素技術
5.高度ICT基盤技術部門: ロボット利活用を支える情報通信および情報処理などの高度ICT基盤技術(IoT、AI、5Gなどを含む)
6.研究開発部門: ロボットに関連する特に将来性のある研究開発の成果
7.人材育成部門: ロボット分野における人材を育成するための取組又は教材等
応募方法の詳細は、公式ウェブサイトから確認できる。
「第9回ロボット大賞」ホームページ
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。